国際政治学者の三浦瑠麗氏が「無軌道な若者が…」と若者論を述べるも、フジテレビの永島優美アナからやんわり修正されるシーンに、視聴者からは共感の声があがっている。
8月16日放送の「めざまし8」が取り上げたのは、14日夕方にさいたま市の公道で目撃された危険行為。ドライブレコーダーの映像には、前を走る軽トラの荷台に寝そべる男性の姿がバッチリと捉えられていた。しかもその男性は上半身マッパで、映像には「何あれ?人?」「違反だよね?」「危なくない?」という後続車内の声も収められていた。その後、男性はなぜか腕立て伏せを3回行い、軽トラは強引に車線変更をして走り去っていった。
目撃者によると、この危険走行は1.2キロ以上にわたって行われていたとのことで、VTR出演した元埼玉県警の佐々木成三氏は「これは乗車積載方法違反。れっきとした道路交通法違反になると思う」とコメントした。
MCの谷原章介が「危ない行為ですよね?」と三浦瑠麗氏に意見を求めると、「巻き込まれてしまう可能性っていうのは一番怖いっていうのはあるんですけど」と前置きして、「祭りとか神輿とかっていうのは今の日本社会、3年くらいなくて」と、コロナ禍では祭事が行われていなかったと指摘。続けて、「こういう無軌道な若者がエネルギーを消費していないってところもあるんです。だから、この人たちの暴動やめさせるのは難しいんだけど、まあ、祭りは社会にはある程度あったほうがいいなと思いますね」と語った。
軽トラの荷台で腕立て伏せをする危険行為を「祭り」にたとえた三浦氏に、谷原は「これも夏のせい」とリアクション。これにはSNSでも《軽トラの荷台にマッパで乗るのは祭りじゃないだろ》《危険行為は“軽トラ祭り”だったのか》《祭り発言に谷原さんも悪ノリ》といった意見が寄せられていたのだが…。
その後、永島優美アナは三浦氏の若者論をフォローするように、「この乗ってる男性、腕立て伏せしてる男性は若者かどうかちょっとわからないんですけど、とにかくこういう危ない行動はやめていただきたいですね」とアナウンスしてこの話題を締めくくった。
「ドライブレコーダーの映像に映るマッパ男性の顔には大きなボカシ処理が施されており、年代は特定できないようになっていました。そのため、“若気のいたり”と決めつけて祭りと結び付ける三浦氏の発言には無理があったかもしれません。そこをさりげなくフォローした永島アナの対応力には視聴者からも《永島さんナイスフォロー》《危険行為をするのが若者とは限らないもんね》と称賛の声が相次ぎました」(ネットライター)
いずれにしても、軽トラの荷台で腕立て伏せなどという危険行為は絶対にマネしないでほしい。