元広島・高橋慶彦が秋山翔吾の下半身の粘り不足を指摘も、これ以上活躍されては困る理由

 今シーズン途中から、期待されて広島に入団した秋山翔吾だが、13試合を消化した7月23日終了時点で、3本塁打、13打点の打率.280。決して悪くない数字だが、2015年に日本プロ野球記録を樹立した216安打を考えると、少々物足りなく感じてしまう‥‥。

 広島OBの高橋慶彦氏が、自身のYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で、現在の秋山の打席を分析(7月21日)。
 
「メジャー行ってるときのクセが抜けてないのかな。(中略)下半身が粘りがないね。メジャーのピッチャーって、『1、2』で投げてくる。そのタイミングになってしまってるね、下(下半身)が…」

「1、2」で打つタイミングを「1、2の…」まで下半身で粘る必要性を示唆。

「それが直ってきたらガンガン打つし、もう打ってもらっても困るんだけどさ…」
 
 そう発言した真意は、自身が79年に日本プロ野球記録を樹立した「33試合連続安打」を指してのもの。

 過日、阪神の近本光司が、球団記録に並ぶ30試合連続安打を記録して話題となったが、秋山はそれを上回る31試合連続安打を15年に記録している。

 高橋氏は、選手の連続試合安打記録が近づいてくると、精神的には疲れるそうで、「もう抜かして!」と思う反面、新記録成らずの報に「ホッとする」と本音も吐露。
 
 とはいえ、高橋氏の記録を脅かす活躍を、広島ファンは秋山に期待したいところだろう。

(ユーチューブライター・所ひで)

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