稲村亜美、5人制野球の日本代表取り消しにショック! またもワクチン接種の義務が問題に

〝神スイング〟で知られるタレントの稲村亜美(26)にとっては青天の霹靂だった。所属する東京ヴェルディ・バンバータが、7月17日に行われた男女混合5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」の日本代表決定戦で優勝。8月にマレーシアで行われるアジア杯の出場権を獲得した。

 ところが、同チームには「マレーシア入国15日前までにチーム全員が新型コロナウイルスワクチンを3回接種済み」という参加規約を満たせない選手がいたため、全日本野球協会(BFJ)は7月19日、代表権を取り消すと発表。アジア杯で日本代表としてプレーする稲村の勇姿を見ることができなくなった。

 稲村は7月19日更新のツイッターで「たくさんの方におめでとうと頑張ってを頂きましたが、このような結果になってしまい申し訳ないです、、、」と謝罪。「来年に向けて再び歩んでいきたい」と気持ちを切り替えていた。

 参加規約のワクチン接種について、ネット上の反応はさまざまだ。「ルールだから仕方がない」といったあきらめの声、「運営側の落ち度」と規約を未確認だったBFJの責任だという声、「ワクチンは任意であり接種の有無は個人の自由」と参加規約に疑問を持つ声などが飛び交った。

「国際的なスポーツ大会でも、ワクチン接種の有無が問題となっています。最も有名なのは男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ選手でしょう。ジョコビッチはワクチン未接種だったため、今年の全豪オープンに出場できませんでした。しかし、ウィンブルドンはワクチン未接種でも出場は可能となり、見事優勝。ジョコビッチは依然としてワクチン接種を拒否しています。テニスに限らず、今後もスポーツ大会とワクチン接種の問題は続きそうです」(スポーツ紙記者)

 運営側が参加規約を緩和するか、全ての競技参加者がワクチン接種を受けるか、難しい問題だ。

(石田英明)

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