水卜麻美・弘中綾香「退社」なら引っ繰り返るフリーアナ勢力図/2022下半期「激動の女子アナ」大予測

 このご時世、女子アナというくくりにも賛否があるのは確か。それでもやはり一挙手一投足が注目される存在であることもまた、変わらないだろう。上半期から様々な動きがみられた女子アナ界隈の、下半期の注目点を追ってみた。

 上半期、女子アナ界での大きな動きといえば「めざましテレビ」や「さんまのお笑い向上委員会」などでMC・アシスタントを務めた元フジテレビ・久慈暁子(27)の退社である。

 エースアナの道を順調に歩むかと思われたが、4月30日をもって同局を退社し、フリーに転身。これだけでも世間をざわつかせたが、5月26日、NBAのトロント・ラプターズに所属する渡邊雄太選手(27)との電撃結婚を発表したのだ。この元エースアナの決断は今後の人気アナの動向に拍車をかけている。女子アナ評論家の丸山大次郎氏がフリーアナ戦国時代の見取り図を示す。

「フジテレビでは、久慈アナのフリー転身がありましたが、それに先駆ける形で久代萌美(32)が3月に退社。日本テレビの久野静香(33)も6月いっぱいで退社しました。久代、久野両アナと久慈アナの場合は、社内ポジションに違いはありましたが、共通事項はそれぞれ退社後の身の振り方を決めていた節がみられること。久慈アナはかつて在籍した事務所に出戻り&結婚。久代アナは吉本興業、久野アナは松竹芸能へ〝移籍〟した。つまり、著名で個性派アナのさらなる芸能人化が進んでいるんです。これらの傾向から、下半期はさらに加速する可能性があります」

 確かに著名・個性派アナとなれば芸能事務所にとっても即戦力であろう。局を背負うような人気アナならなおさらのことである。

「すぐにどうこうとは断言できませんが、日テレの水卜麻美(35)、テレビ朝日の弘中綾香(31)など、超大物人気アナの電撃退社も十分あると思っています」

 そう丸山氏は予言するが、両アナとも、これまで退社の話がたびたび噂され、立ち消えていった。それが今回に限ってありえるとは、どのような理由なのか。

「ひとつは、久代アナや久野アナのように芸能事務所側が積極的に受け入れることによって、今までよりも格段に活躍の場が広がったということ。特に大手事務所に移籍すれば、仕事にあぶれるリスクも低くなる。これはフリーにとって魅力的なはずです。もうひとつは、女子アナは1人が退社すると連鎖反応というか、退社ラッシュが続く傾向があるんです。かつての例を挙げるなら、田中みな実(35)がフリーになった翌月に桝田絵里奈(36)が退社。21年9月に芸能界を引退した夏目三久(37)がフリーになった翌年、宮崎宣子(42)や松尾英里子(39)が退社しています。ジンクスというより、より決断する環境が整うということでしょう」

 水卜、弘中両人気アナがフリー転身となれば、現在活躍中のフリーアナたちが押し出され、居場所が減っていくのは、まず間違いないだろう。

 さて、最近では女優として活躍するなど、常に何かと話題を振りまく田中みな実にも新たな動向が─。丸山氏が続ける。

「ドラマ出演など、コンスタントに活躍はしていますが、19年12月のファースト写真集発売から時間が経ち、少し話題が落ち着いてきた印象があります。さらに言えば鷲見玲奈(32)や宇垣美里(31)など年下のフリーアナたちが、写真集やグラビアにも積極的に進出していることで、得意の艶やか路線を含めて若干、陰に隠れ気味な感じも‥‥。ただし、田中みな実はセルフプロデュース力がズバ抜けた人なので、このまま手をこまねいているとは思えません。下半期はアッと言わせるような大ネタを仕込んでくる可能性があります。極端な話をすれば、ハリウッド進出とか(笑)」

 田中は21年のハリウッド映画「ゴジラVSコング」(ワーナー・ブラザース&レジェンダリー・ピクチャーズ/東宝)の日本語吹き替え版として声優に初挑戦しているだけに、チャンスはありそうだ。

 女子アナ大予測の最後は、色恋話だ。

「久慈アナが渡邊雄太という〝大物〟を射止めたことで、今年これ以上の色恋を予想するのは難しいのですが、1人挙げるならフジの鈴木唯アナ(28)です。局アナの退社が続く中『めざましテレビ』のMCを務めるなど、同社にとっては欠かせない人材となりつつありますが、5月下旬に人気俳優である岡田将生(32)との〝電車内熱愛〟騒動が写真誌にすっぱ抜かれました。岡田とは昨年6月の〝巣ごもり愛〟に続いて今回が2度目。恋愛関係を予想するのは難しいですが、まさかの電撃結婚!という可能性もゼロではありません」(前出・丸山氏)

 波乱含みの女子アナ界隈。下半期もその戦線に異状アリ、となるか─。

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