毎年恒例の「24時間テレビ」にてチャリティーマラソンのランナーを務め、フルマラソンの42.195キロを駆け抜けた日本テレビの水卜麻美アナウンサー。その激走が日テレ局内で表彰され、100万円もの報奨金が出たとの記事が世間をにぎわせたのは記憶に新しいところだ。
だがこの報奨金を巡って、一部からは水卜アナに対する非難の声もあがっているという。
「そもそも『24時間テレビ』はチャリティー番組であり、同番組の功績を理由に報奨金を得るのは納得できないとの声は少なくありません。日本テレビでは正社員であるアナウンサーに正規業務外のマラソンを強要したわけであり、その分の補償はたしかに必要でしょう。それでもチャリティーという番組の性質に鑑みれば、水卜アナは報奨金の一部を寄付すべきとの声があがるのも致し方ないのではないでしょうか」(芸能記者)
そういった水卜アナ批判にどれほどの正当性があるのかという疑問はさておき、こうした“報奨金批判”が出ること自体、水卜アナの心をささくれ立たせているのではないだろうか。芸能記者が続ける。
「そもそも100万円の報奨金が出たという記事に、どれくらいの信ぴょう性があるのかからして疑問です。9月26日には同僚の森圭介アナが、水卜アナと一緒にランチに行ったとツイート。そのランチで水卜アナは『みんな、記事の中身って信じちゃうんですかね?』などと深く悩んでいたのだとか。そうなると、水卜アナは報奨金が出ているなら『寄付しろ』と叩かれ、出ていないなら事実無根の記事を広められるという、押しても引いても地獄の状態に立たせられていることになる。これはあまりにも気の毒ではないでしょうか」
そんな悩みを抱くことになったのも、局アナにマラソンを走らせるというパワハラまがいの局命を下した日本テレビの上層部が原因なのではないだろうか。