「HG」とは? モーニングショーで紀藤弁護士が語った旧統一教会の“専門用語”に戦慄!

 日本中を震撼させた安倍晋三元首相の銃撃事件。その衝撃冷めやらぬ中、注目されたのが山上徹也容疑者が凶行に至る動機となった宗教問題だ。山上容疑者の母親が「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の信者であり、多額の献金によって破産させられ恨みがつのり、「安倍氏が団体と繋がりがあると思って狙った」と供述しているとされる。

 これに対し、世界平和統一家庭連合の田中富弘会長は11日に会見を開き、「教会への恨みから安倍元首相の殺害に至ることは大きな距離があり、その理解に困惑している」とし、「(家計が)破綻していたことはわかったが、さらにそこに献金を要求することはない」などと強調。だが、この会見を取り上げた12日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)では、宗教問題に詳しい紀藤正樹弁護士が出演し、これを真っ向否定したのだ。

「紀藤弁護士は旧統一教会から続く“教え”を挙げながら、田中会長の説明をことごとく否定しました。破産した人に献金を求めることはないという田中会長の話には『そんなことはないですよ。だって「早く現金」という言葉があってそれを「HG」というんですけど、それは借金献金のことなんです』と断言。『不動産も財産も全て支払ったら何も残らないでしょ。そうすると借金してでも献金させなさいということ。これを「HG」という言い方をしているんです』などと、淡々と説明しました。また、そうした一番激しい時代を田中会長は知っているのだから、高額献金について田中会長が知らないというのはおかしいとも言明。『私から言わせると100%嘘としか言いようがない』と言い切る説得力に、スタジオ内もしばらく声が出ない状態になっていました」(週刊誌ライター)

 番組後はすぐさま「早く現金」「HG」が急上昇ワードに。SNSには「怖すぎてチビった」「略すってことは普段から使ってるってことだよね」などの声が続出した。

 かつてなら、レーザーラモンで面白かっただけの「HG」というアルファベットが、こんな形で恐怖ワードになるとは誰も予期しなかっただろう。

(山田ここ)

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