フジテレビアナだけではなかった!民放キー局「余剰人員が続々と地方出向」のハレーション

 今夏はフジテレビ、TBSからアナウンサーが他部署に人事異動するなど大きな動きが目立ったが、今後増えそうなのが、系列局への転籍、出向だという。

 フジテレビでは7月から、福永一茂元アナウンサーが岩手めんこいテレビに出向した上で、アナウンサーに復帰した。フジテレビスタッフは、

「今まではキー局のラインを外れた幹部が天下り先として、系列局の社長ポストに収まることが多かった。ところが改革も何もできず、責任も取れずに出ていくので、プロパー社員からは軒並みブーイングが起こっていました」

 しかし、今後はアナウンサーのみならず、一般社員までが系列局への異動対象になる可能性が高まっている。先のフジテレビスタッフは複雑な表情で、

「フジテレビは以前から業務減少に伴って、持て余している人材を複数の系列局に、引き取ってもらえないかと打診していました。ですが先ほど説明したように、キー局から来たスタッフの評判はすこぶる悪く、拒否されているのが現状。それでも筆頭株主だったり、力関係としてはまだまだキー局の方が強いため、要求を飲まざるを得ないケースもある。将来、重要ポストが全てキー局からの出向者で占められる放送局が出てくることも考えられますね」

 キー局と地方局の関係は、新たな局面を迎えている。

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