夏を告げる「サマージャンボ宝くじ」が7月5日から8月5日まで全国発売される。今年も1等と前後賞を合わせて7億円という破格のスケールだ。そこで今回も、宝くじアドバイザーの長利正弘氏が億万長者への秘策を伝授。4年ごとに開催される「サッカーW杯」が夢のミリオネアへの道を暗示していた。
今年の「サマージャンボ宝くじ」は、昨年と同じく1等賞金こそ5億円で、前後賞を合わせて7億円だが、賞金のラインナップが大きく変更された。
スポーツ紙記者が話す。
「昨年は2等が1000万円で、3等は100万円でしたが、今年は2等5万円、3等1万円。1ユニット(1000万枚)あたりの賞金総額が3000万円も目減りしてしまったので、まさに一攫千金を夢見るしかないでしょう」
となれば、サマージャンボの1等当せん確率は1000万分の1という超難関だけに、好きな数字で夢を叶えてみてもいいのではないか。
例えば、1等当せん番号の組番号2桁のうち1つでも狙い通りであれば、当せん確率は100万分の1。仮に10万台も予想通りなら、一気に10万分の1まで確率がアップする。
実際に22年のドリームジャンボ宝くじでは、長利氏が「阪神歴代監督最終年の法則」で見事に成功させている。
「今年のドリームジャンボの1等は『82組136990』でした。週刊アサヒ芸能5月19日号で事前予想した、『組十位は8』がズバリ的中し、万位でも『阪神が最下位なら11万台、それ以外なら13万台』と予想したところ、低迷状態の阪神が息を吹き返して最下位から脱出。結果、万位の予想まで当たりました」(長利氏)
がぜん、サマージャンボの予想が気になる中、今回は4年ごとに開催される「サッカーW杯の法則」で1等5億円の的中に迫る。
「サマージャンボは79年にスタートしているので、82年のW杯スペイン大会から順に、1等と2等の高額当せん番号を並べていくと、意外な法則が見えてきます。それは、開催国が準決勝進出を逃した年、つまりベスト4入りできなかった年は、ある一定の連動性が起きていました」
例年であれば、6月に開催されるW杯の結果は、サマージャンボの発売期間中に判明しているが、今回は11月21日に開幕する。
ただ、FIFAランキング49位(次回発表は8月25日)の開催国のカタールが、本番の大舞台でジャンプアップすることは確かに難しそうだ。
「私が狙う『組番号』は、ここ3回連続で『34組』が出現していることを受けて、今回は2連続中の『51組』が3連続を達成すると予想します。サマージャンボの発売要綱が発表された時点のカタールのFIFAランクが『51位』だったことも、示唆しているように思えてなりません」
組番号の本命は「51組」、対抗「34組」だ。