「サマージャンボ」を“W杯の法則”で完全攻略(2)ミニの狙いは「24組」と「42組」

「万位も前回の『12万』と『14万』を狙いたいですね。サマージャンボの開始当初こそ、奇数オンリーで、その後も奇数が多く出ていました。ところが、前回のロシア大会で一転。すべてが偶数に入れ替わったので、しばらくは偶数の優勢が続くと予想します。有力そうに見えるのは2連続出現中の『12万』ですが、過去の偶数の万位を見ていくと、86年メキシコ大会で出現した『10万』と『18万』が94年の米国大会で2連続しているので、ここは前回初めて1等と2等でダブル出現した『14万』が本命で、『12万』は対抗にします」(長利氏)

 長利氏の推奨するサマージャンボの組番号と10万台の本命が「51組14万台」で決まったところで、続いては「サマージャンボミニ」の攻略だ。

「こちらもサマージャンボ同様、『数字が連続する法則』が、サマージャンボミニの『万位』にも当てはまります。17年から19年まで『18万』が3年連続で出現。翌年の20年からは『12万』が連続出現中のため、3年目の今回も期待が持てます」(長利氏)

 組番号の一位には、意外な連動性があった。

「組一位に『9組』が出ると、次の年は必ず『2組』。同様に『0組』が出た翌年は必ず『4組』です。21年は『89組』と『80組』が出現したので、今年の組一位は『2組』と『4組』が有力です」(長利氏)

 残るは「組十位」。こちらは「参議院議員選挙の法則」で迫る。

「3年ごとの参院選の年を見ていくと、1等の組十位と組一位の組み合わせが『奇数と奇数』と『偶数と偶数』になる傾向があり、参院選のない年は『奇数と偶数』(逆も可)が出現する傾向があります。ただし、過去にゾロ目の組は皆無なので、『24組』『42組』を中心に狙いたいと思います」(長利氏)

 読者諸氏の健闘を祈る。

*「週刊アサヒ芸能」7月14日号より

マネー