6月20日の「文春オンライン」が、金融トレーダー・KAZMAX氏が主宰するオンラインサロンの、元関係者の証言を掲載した。記事によると、KAZMAX氏がサロンへ指示するトレード情報を、事前に有名人たちとLINEグループで共有していたという。
「KAZMAX氏は過去、人気バラエティ番組『BAZOOKA!!!』(BSスカパー)や、雑誌『週刊SPA!』などにも登場したカリスマトレーダーで、仮想通貨界隈では知らない人はいないほどの人気者でした。また昨年は、彼のミラートレードができる会費制のオンラインサロンがオープンし、月額3万円ながら5500人もの会員を集め、大きな話題に。それだけの人数が一斉にポジションを取ることで、相場の流れを操作できたこともあったようです。
しかし今回の文春によれば、KAZMAX氏は事前にサロン生にポジションを伝える前に、一部の人間たちだけが登録するLINEグループで情報を共有していたというのです。さらにある時は、含み損を抱えている局面で、サロンにポジションの損失を確定させる“損切り”を指示。この際、すでに彼やLINEグループは逆ポジションに切り替えており、サロン生の損切りで相場が逆に動くことを狙って損失を軽くしていたそう。つまりサロン生は、損失をそのまま抱えることとなったわけです」(ネットライター)
そんなサロン生よりも早くポジションを知ることができたLINEグループには、フリーアナウンサーの田中みな実やモデルの鈴木えみなどを担当するカリスマ美容師・木村直人氏や、キングオブコント王者の、かまいたち・山内健司など、有名人も多く参加し、利益を得ていた可能性があるという。
そんな中、KAZMAX氏には黒い交際疑惑も飛びかっており、LINEグループ登録者のSNSが炎上する事態となっている。
「以前、KAZMAX氏が、ある人物と言い争いをする音源が流出したことがあるのですが、そこで『死んじゃうよ?いいの?大丈夫? すごいヤクザと繋がってる』と発言していたのです。のちに彼はツイッターで、ヤクザとの繋がりはないと否定していますが、一部では反社会勢力との関係を疑われるようになりました。そのため山内のツイッターには『黒い関係を囁かれるような人と直接繋がってるなんて…』『事実なら闇営業問題よりヤバイです』という驚きの声のほか、『おい、サロン砲のお金返せ。俺のお金も少なからずお前に行ってるからな』と、サロン生と思われる人物たちからの怒りの声もあがっています」(前出・ネットライター)
先日、黒い繋がりで吉本を解雇されたカラテカ・入江慎也や、謹慎処分でレギュラー番組存続の危機が囁かれる雨上がり決死隊・宮迫博之のように、大事とならなければいいのだが。