「いつもは客もまばらなのに、今日は店の外まで行列ができていたので本当にびっくりしました」
こう話すのは、元雨上がり決死隊・宮迫博之が経営する五反田にある居酒屋「みやたこです。」の近くに住む女性だ。
それもそのはず。宮迫は4月22日、自身のYouTubeチャンネルで同店が今月いっぱいで閉店することを発表したため、それを知った客が同店に押し寄せているのだ。
宮迫の実家がたこ焼き屋を経営していたため、味はピカイチだったようだが、コロナ明けでも客が思うように戻らず、メインで店を回していたアルバイト店員が辞めてしまったこともあり、閉店を決めたそうだ。
昨年末には、宮迫が経営する札幌の店舗も閉店し、大きな注目を集めていた。
突然の発表にファンからは、「好きなお店の一つだったので残念です」「行ってみたかった…悲しいです」「8年間、おいしいたこ焼きをありがとうございました」と、悲しみの声が上がっている。
しかし、この発表に芸能記者からはこんな声が…。
「閉店を発表した同日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏のYouTubeチャンネルに宮迫が出演し、たこ焼き器の試作品を堀江氏からプレゼンされ、自身の店のオフィシャルグッズとして販売することを承諾したのです。ただのたこ焼き器の宣伝だけではスルーされる可能性もありますが、宮迫のたこ焼き屋が閉店のタイミングで発売スタートとなったためか、注目度は抜群。たこ焼き器にしては高めの8800円という値段設定ながら、コメント欄には視聴者から『早速、購入しました!』との報告が相次いでいます。たこ焼き屋の閉店の発表と同時に、たこ焼き器の販売をスタートさせたのは、視聴者の関心を引くうまいやり方ですね」
ただ、ネガティブな閉店の話題が、たこ焼き器発売のPRにつながったことには疑問の声もあがっている。
(佐藤ちひろ)