交際相手の長谷川博己(45)との入籍間近と言われながら、いまだ「結婚しない女」を貫いている鈴木京香(54)の場合はどうか。
「実は京香さんは不動産マニア。19年には億は下らない高級マンションを購入。今年は3月に3億円と言われるマンションも購入。現在、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演中なので、撮影が終了する今秋にも引っ越しを済ませる予定だと言われていました」(芸能記者)
ところが状況が一変。鈴木は突然、都心の一等地に60坪の邸宅を購入。それが歴史的建築家ル・コルビュジエの弟子で、日本に近代建築を広めた吉阪隆正氏が設計した住宅なのだが、土地だけでも約3億円は下らないという物件なのだ。
「歴史的建造物ゆえ、美術品と同じで価格にはっきりとした基準はないのです。木造ではなく移築もできないので、彼女が引き取らなければ、更地で取り引きされていたのでは」(不動産関係者)
この購入の背景には、恋人・長谷川の存在があった。
「19年に亡くなった長谷川の父親は、建築評論家の長谷川堯氏(享年81)。ル・コルビュジエと親交があった業界の大物です。長谷川の影響で、鈴木も建築マニアになった経緯もある。実は京都に別荘を借りていますが、有名な建築家の設計が気に入ったものの賃貸物件だったために、やむなく借りているというのが実際のところ。今回の物件は、改修費用に数千万円かかると言われるだけに、共稼ぎの2人のギャラを注ぎ込んでいくのは確実」(芸能記者)
かつての恋人・真田広之と暮らしていたロスの豪邸を売却し、その資金を購入資金に充てるとの一部報道もあった。その資産価値はマンション2室と合わせて8億円に上るという。佐々木氏も驚くばかりだ。
「ちゃんと住むために歴史的建造物を買うとはびっくりしましたし、受け継いでいきたいという強い意志を感じましたね。おそらく長谷川からの要望も強かったのではないかと思います。でないと、そこまで入れ込むかなと。でも、経緯が何であれ、大女優の貫禄を感じますね」
ゴールインも間近のシルシか。
*「週刊アサヒ芸能」6月23日号より