「女優の財テク術」壇蜜は都内の駐車場投資で副収入800万円

 24年から「新NISA」開始が発表されるなど、国民の財テクへの関心が高まっている。年金や退職金などアテにできず、自分の身は自分で守らねばという時代の傾向は、芸能界でもご多分に漏れず。芸能美女たちが今、こぞって堅実な財テクに走っていた‥‥。

 売れっ子グラビアアイドルが明かす。

「最近、撮影の合間に共演者と話すことといえば、マンション投資の話ばかり。私たちバラエティー系だけじゃなくて、女優さんや女子アナさんにもすっごい流行っているみたいです」

 その通り、稼ぐ芸能美女ほど不動産投資にご執心のようで、田中みな実(36)は19年12月15日放送「サンデー・ジャポン」(TBS系)で「投資用マンションが欲しい」と発言した直後に購入。翌20年にはテレ朝・弘中綾香アナ(32)にマンション投資の手ほどきをしたと報道された。指原莉乃(30)も、22年11月19日放送「かまいたちの知らんけど」(MBS)で「マンション2戸持っている」「今の稼ぎだと『ビル買わなきゃダメ』って」と財テクへの飽くなき意欲をのぞかせている。

 大物女優ともなれば、そこは表立って言わずともその金額が桁違いなのだ。

「石田ゆり子(53)は16年、都内に3億円の豪邸を建て、19年までに2軒の億ションをおそらく投資用で購入しています。不動産が高騰している今、資産価値は10億を超えているのでは」(芸能記者)

 鈴木京香(54)も不動産好きとして知られ、17年頃に億ションを購入しているが、19年に売却。賃貸に住みながら次に彼女が選んだのは、歴史的価値の高い一軒家だった。

「1957年竣工の渋谷区の『ヴィラ・クゥクゥ』という60坪の建築物を購入・改修しました。今年4月には、その功績が讃えられ『日本建築学会文化賞』を受賞しましたね。土地だけでも3億円は下らないと思いますが、なにせ一般的な査定で測れない価値があります」(前出・芸能記者)

 そして芸能界の元祖・不動産女王と言えば、黒柳徹子(89)と樹木希林(享年75)の名が挙がる。

「徹子さんは都内各所に多くの物件を所有していましたが、17年に港区の2物件を売却。一昨年には広々としたテラスや室内プールを備えたかつての西麻布の邸宅が、22億円で非公開で売り出されていました」(スポーツ紙記者)

 樹木も亡くなるまでにマンション3戸、一軒家5軒を所有。内田也哉子・本木雅弘の娘夫婦に「年金だと思って家賃収入を得よ」と指南していたのは有名な話だ。

「先の石田ゆり子に不動産投資の教えを説いたのは、他でもない、樹木希林だという話もあります」(前出・スポーツ紙記者)

 マンション同様にうまみがあるのが駐車場投資。壇蜜(42)は14年に「立体駐車場経営って儲かるのかな」と興味を寄せ、その後実際に都内3カ所の駐車場を管理、年間800万円を得ているという。

 不動産の中でも一風変わった土地を所有しているのが、参議院議員の今井絵理子(39)と、仲間由紀恵(43)。いずれも沖縄出身の美女である。

「公開されている今井の『資産等報告』に那覇基地と米軍の嘉手納基地という軍用地が記載されており、本人も『資産運用の一環で』と購入を認めています。仲間は07年に浦添市の軍用地を購入し、21年に浦添市に売却、7000万円の稼ぎを得たとされていますね」(前出・芸能記者)

 一方、財テクの定番と言えるFXや為替も健在。大久保佳代子(52)はFXメインで預金額2億円と言われており、意外なところでは広末涼子(42)も資産運用中という。22年11月27日放送「テレ東音楽祭2022冬」(テレビ東京系)で「今年一番驚いたこと」という話題に「円安」と答え、「ドル貯金していてよかった」と利益をにおわせる満面の笑みを見せたのだ。涼しい顔の裏で、サバイブしているのである。

*週刊アサヒ芸能5月25日号掲載

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