伊藤沙莉「塩だけでご飯」「タバスコはひと瓶」異常な調味料愛の源流にある苦い過去とは

 過去の苦い経験も、演者としてのフィールドを広げるためには必要だった!?

 女優の伊藤沙莉が15日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」に出演。以前バラエティー番組で共演した際、伊藤の激辛好きに驚いたというMCのバナナマン・設楽統は、「めちゃくちゃクレージーな娘っていうイメージ。半端じゃないぐらい辛いのが好きだってね。瓶全部とか。本当ですよ」と、改めて彼女の異常な味覚を暴露。すると伊藤は「ほどまひってますけど。でも、おいしいです」と笑顔で答え、さらに「塩だけでご飯も食べますし」と、調味料だけでご飯が食べられると告白。唐揚げについてくる調味料やゆず胡椒も大好物で、設楽から「好きなおかずって何ですか?」と聞かれ、「あっ、調味料ですか?」と答え、スタジオを沸かせた。

 芸能記者が語る。

「伊藤の調味料好きは有名な話ですが、これは過去の苦い体験があるからでしょう。伊藤には、お笑いコンビ・オズワルドの兄・俊介と姉がいるんですが、伊藤が2歳の頃、お父さんが仕事でトラブルを抱え、家族が離れ離れになってしまったことがあるそう。これは、伊藤本人がかつて『人生最高レストラン』(TBS系)に出演した際に明かした話で、本人が言うには『お金もないし。で、私は母の幼なじみの家で、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、お兄ちゃんのサッカー仲間の家(に居候した)』と、バラバラの生活を余儀なくされたといいます」

 家族の分散生活は3カ月ほど続いたというが、2歳ながら「めちゃくちゃ覚えています」と、同番組で振り返った伊藤は「なんで私だけ独りなんだろう」と、当時の複雑な心境を吐露。その後、母と伯母が朝から牛乳配達するなど、不眠不休で働き、ようやくアパートを借り「で、おうちを見つけて迎えに来てくれました。かなりボロボロのアパートだったのに(兄や姉が)『お城だ!すごい!』って言っていた時には、本当に頑張ってよかったって言ってましたね」と喜びを回想した。

「決して広い部屋ではなかったでしょうが、彼女にしてみれば、家族で住めるだけで幸せだったはず。3枚の布団に家族5人、『バラバラで寝ることは1回もなかった』そうですから、お金がない中で、家族の食卓に欠かせなかったのが調味料だったのかもしれません。ただ、そんなひもじさも女優としての幅を広げさせる要因になったことは間違いないでしょう。つまり、彼女の調味料愛もまた、映画監督が『一番使いたい女優NO1』という、女優・伊藤沙莉を作った源流のひとつになったということです」(同)

 伊藤にとって、波乱万丈な体験は文字通り「芸の肥やし」になったということだろう。

(灯倫太郎)

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