お笑いタレント・土田晃之が3月6日放送のラジオ番組「日曜日のへそ」(ニッポン放送)に出演し、今後は「安いテレビしか買わない」と決めた理由について説明している。
白物家電に詳しく、過去には「最も影響力のある芸能人」の「家電部門」で1位に選ばれたこともある土田。この日も「今もうテレビといえばね、4K、8Kとか、液晶とか有機ELっていうね、すごい綺麗な(画質の)テレビがあって」「どんどんテレビって進化してる。しかも、それでいて、昔より安い」などと、映像の進化を続ける最新のテレビ事情に関するトークを展開した。
ただ、「俺もだから、テレビいいなぁって思ったから、改めてテレビ売り場で見てて、見比べてたんですけど、本当に怖いなと思ったのは、テレビはどんどん綺麗になってるのに、自分の目が悪くなってるから全部一緒に見えるっていう…」と、年齢を重ねるに連れて、その映像美をフルに堪能できなくなっているという。
よって、土田は「どれを買っても一緒だなってなったら、一番安いヤツでいいじゃん」とフラッグシップモデルを追うことをやめたと説明。続けて「もっと言ったら、俺の部屋にある、あのテレビのままでいいじゃんと思って。結局テレビなんて買わない」とし、「だからもう、こっから先は最新の綺麗なパネルとか俺には要らないんだなぁと思って。これからは安いテレビしか買わないって決めました」と宣言している。
「視力の衰えにより、4Kや8Kなどの最新モデルの画質の違いが以前ほどは分からなくなってしまったという土田について、世間からは《一番安いテレビでいい、同感です》《テレビ番組だけを見るなら普通の安いので十分。スペックを発揮するのは映画とかコンサートじゃないかなと思う》《確かにその通りだと思うし、自分は年式落ちのテレビを去年安く買い替えた》《能力以上のものをせっかく買っても感じられないなら勿体ないですもんね》など、賛同する反応が並んでいます。2010年には『一緒に買い物したい“家電タレント”』(ORICON STYLE)ランキングでも、並み居る家電タレントらを抑えて、見事1位に輝いていた土田。当時、この結果を受けて『僕なら、”僕”とは買い物に行きたくないですねー。色々面倒くさいと思いますよ。とにかく時間かかるしね』と語りつつ、『家電は、結婚相手を決めるのと同じくらい慎重に!』ともアツく呼びかけていました」(芸能記者)
現在の土田とテレビの買い物に行けば、機能の高さよりも、コストパフォーマンスの良さを重点的にアドバイスしてくれるかもしれない。
(木村慎吾)