谷原章介、北京五輪メダル授与式でのアクシデントで人民解放軍にまさかの苦言

 俳優の谷原章介が2月16日、MCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、開催中の北京五輪での中国人民解放軍の〝ある行為〟にモノ申した。

 放送では、北京五輪のメダル授与式が〝奇妙〟であるとしてピックアップ。メダリストの国旗掲揚の際、中国人民解放軍の兵士が広げた国旗が掲揚される。しかし、広げた国旗が兵士の顔に巻き付いて覆ってしまうというアクシデントが続出。でも、兵士は全く動じることなく、真剣に敬礼したまま。その兵士の姿が奇妙だとSNSの動画でも投稿され、再生回数は4000万回を超えたと紹介していた。

 過去日本で行われた4回の五輪全てで国旗掲揚などの仕事に携わってきた専門家は「珍しいです。兵隊さん、気の毒だって気がしまたね」と同情。また、「国旗を広げた瞬間、2歩下がればいい。予想外のことが起こったときに対応できないんじゃないですか」と、アクシデントの原因と対策を説明した。

 専門家の説明を受けて、谷原は「臨機応変のことはしてはいけない。軍隊だから」と持論を展開。情報キャスターの同局・倉田大誠アナウンサーが「(動いてはいけないなど)関係者の決まりがあるかもしれない。ポールから2歩下がればいいような気もしますが」と気を遣うも、谷原は「絶対、練習いっぱいしてるはずですもん」と、予行練習を何度もしているはずなのに顔に巻き付くのはおかしいと言わんばかりだった。

「兵士が持つ国旗が自身の顔を覆うのは、確かに奇妙かもしれません。でも、すべてのメダル授与式で起こっているわけではなく、風が影響しているものだと考えられます。国旗が顔を覆っても敬礼する姿を崩さないのは、奇妙ではなく逆に称賛すべきだという声もあります。谷原の言うように何度も練習しているはずですが、国旗が顔を覆ったくらいで『絶対、練習いっぱいしてるはずですもん』と異を唱えるのは、情報番組のキャスターとしてはちょっと大人げなかったかもしれません」(スポーツ紙記者)

 谷原にはもっと寛大な心を持ってほしいものだ。

(石田英明)

エンタメ