フジテレビの久慈暁子アナウンサーが4月30日に同局を退社する。1月20日、各メディアが伝えた。
エンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」では、久慈アナのコメントを紹介。それによると、退社理由は「気付けば27才。何か新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが大きくなりました」とのこと。
久慈アナは青山学院大学在学中に女性ファッション雑誌「non-no」の専属モデルを務めるなど芸能活動を開始。2017年4月にフジ入社後、同年7月に冠番組「クジパン」のMCに大抜擢される。同年10月からは「めざましテレビ」のスポーツキャスターを担当し、以来〝めざましファミリー〟の一員として活躍、同局の次期エースと目されていた。
順風満帆な局アナ人生の歯車が狂い出したのは21年。まずは、永島優美アナが卒業後の「めざましテレビ」MCの座を大学の後輩でもある井上清華アナに先を越されてしまった。久慈アナにとっては、屈辱の人事だろう。さらに「週刊文春」が、同局女性アナらのステルスマーケティング疑惑を報道。特定の美容室などでサービスを無料で受ける代わりに、SNSでの宣伝に協力していたことがステマにあたるとの疑惑で、久慈アナの名前も挙げられた。
21年は不運の1年だったが、22年は〝何か新しいことにチャレンジ〟し、活路を開きたいといったところか。退社後の局アナの道はフリーアナウンサーやキャスター、MC、コメンテーターがスタンダード。元TBSの田中みな実のように女優、元秋田朝日放送の塩地美澄のようにグラドルとして活動する道もある。久慈アナは、どんな新しいことにチャレンジするのか。
「久慈アナは学生時代、テレビドラマで女優の経験もあります。本人の言う“何か新しいこと”に当てはまるかどうかわかりませんが、本格的に女優を目指すことも考えられます。14年10月に『モデルプレス』が、テレビドラマに初出演を果たした女子大生時代の久慈アナにインタビュー。初めての演技に悪戦苦闘したようですが、目標は『主役を張れる女優』と言い切っていました。女優という仕事が好きでなければ、こんな言葉は出てきません」(女子アナウォッチャー)
将来的にはフジの看板ドラマ枠「月9」で久慈アナの演技を見てみたいものだ。
(石田英明)