フジテレビの久慈暁子アナウンサーが4月いっぱいで同局を退社し、タレントとして活動する。フリー転身後、本人は〝宇垣美里のようになりたい〟と希望しているそうだ。1月25日発売の「フラッシュ」が報じた。
記事によると、久慈アナは執筆活動から女優業まで自由に仕事をする元TBSでフリーの宇垣アナに憧れているという。すでに複数の大手芸能事務所が久慈アナに接触。だが、事務所サイドも〝売れる〟という確信はないようだ。学生時代にモデルや女優の経験はあるものの、タレントとしての〝決定打〟に欠けるのが弱点か。
公式サイトのプロフィールを見ると、趣味は映画鑑賞、ウィンドーショッピング、雑誌を読むこと。よほどの映画・雑誌好きで、誰にも負けないほどの知識があれば、フリー転身後の強力な武器になるが、今のところは未知数だ。特技は水泳、書道は良いとして、〝雪の上を裸足で歩けること〟はあまり生かせるチャンスはないかも。
フジの〝次期エース〟とも称されたが、アナウンス力が突出しているわけではない。現状、趣味や特技も特筆すべきものはなし。抜群のルックスで人気を誇る久慈アナですら、独立後は苦戦が予想される。その点、久慈アナが憧れる宇垣アナは独立後、快進撃を続けている。
「宇垣アナは2019年3月末にTBSを退社してフリーに転身。かなりの漫画・映画好きであることから、週刊誌で漫画や映画のコラムを連載しています。また、美容本やフォトエッセイも刊行。文筆業での活躍もさることながら、放送中のドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』(フジテレビ系)など、女優としても活躍しています。文章は面白いし、演技もできるという、引き出しの多さが仕事につながっています」(芸能記者)
久慈アナの独立後の道が厳しいことがわかった反面、改めて宇垣アナが豊かな才能の持ち主であることが浮き彫りとなった。
(石田英明)