子供の混浴年齢引き下げの渦中に…温泉施設が不適切投稿で謝罪

 元日、東京都をはじめとする全国の複数の自治体で、「公衆浴場での混浴制限年齢」が10歳から7歳に引き下げられた。これにより混浴できる年齢は6歳までとなる。子供の発育状況が昔とは違うことから制限年齢の見直しが行われたが、一部の子供を持つ親からは「困る」といった声があがるなど賛否両論を巻き起こしている。そんな中、ある温泉施設のSNSでは子供の混浴についての投稿が、炎上沙汰となっているようだ。

 きっかけとなったのは、新潟県長岡市にある日帰り温泉施設を親子連れで利用したというあるユーザーのツイート。同施設を楽しく満喫したという内容で、ファミリーのほのぼのとした投稿ではあったが、その中には「息子四歳は私と女風呂」「(息子が)『今日は可愛い子いっぱいだね!』 ちょwww」と、4歳の男児が女風呂で「可愛い子いっぱいだね!」とはしゃいだ様子に、母親である投稿主がツッコミをいれるような内容だった。

 このツイートに対し、施設側は「息子さん可愛すぎる 未来の彼女さん探しでしたかね?(笑)」と、利用した投稿主への謝辞とともに、茶化すような返信をしていた。

 この一連のやり取りに対し、ネット上では《男児が女湯で女児を値踏みするのをよしとするのか…》《体をジャッジされた女の子側の気持ちを想像できないのか?》《4歳男児だから一見微笑ましいけど、女性のマッパを見て品定めすることを施設側が肯定してるのはヤバい》《子供の混浴が『未来の彼女さん探し』って、広報担当の意識の低さにびっくり》と大バッシングを食らってしまった。

 1月9日、この温浴施設は批判のコメントを踏まえ、「内容確認し、猛省しております」と謝罪のツイートを投稿。寄せられた多くの批判コメントにもそれぞれ謝罪の対応をした。

 制限年齢6歳への引き下げは妥当だったということか。

(浜野ふみ)

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