ある統計によると、この30年間で混浴可能な温浴施設は半分以下に激減しているという。銭湯などの公衆浴場でも、混浴可能な年齢が全国的に引き下げられているのが現状だ。
そんな中で幸運な混浴体験を明かしたのは、お笑いタレントの東野幸治。3月11日深夜放送の「東野幸治のホンモノラジオ」(ABCラジオ)で、天津・木村と一緒に雪山に登ったことを報告。その帰り道、お風呂に入ろうとネットを検索していたら、一軒の古びた施設を発見して受付を済ませたのだが、そこには「盗み聴き禁止」「カップルでの変な行為すんな」といった趣旨のステッカーが貼られていたという。
そこではじめて混浴であることを知らされた東野は「混浴なんや、と思って…でもそこしかないし。洗い場ないけどなんとなくスッキリしたらいいかな」と意を決して入湯。やや離れた場所にある風呂に行くと、そこには壁に覆われた脱衣所のような施設もなく、衣類をしまう棚も丸見えの状態で、「むきだしの混浴なんです。江戸時代くらいの」「脱ぐとこもむきだしやし」と説明した。
そこで中年男性3人、同世代の女性1人という“ヤンチャそうなグループ”に話しかけられたという東野。あらかじめ説明を受けていたものの、「入ったら明らかにぬるいんですよ」という状況で、そのグループの男性から「なんでこんなところ来てるんですか」「そっちぬるいでしょ。そんなところ入ってるヤツ、バカですよ。こっちのほうが温かいですよ」と声をかけられたという。そこで起きたアクシデントをこう振り返った。
「同世代の女性がおもむろに立ち上がって、後ろ向いて移動してくれるんですけど」と、その際にヒップを隠さなかったことに、「同世代のオバちゃんの、丸出しなんですよ」として、その“オッサン軍団”からトークの輪に引き込まれそうになったと告白。パッと女性のほうを振り返った時の状況を「オバちゃんなんか、(バストが)ブルンブルンなんですよ」と説明した。
他にもバストを露わにしている女性もいて、「北京原人の男と女みたいな感じなんですよ」とコメントした東野。「唯一楽しかったことですよ。まさかの混浴露天風呂。あの…行くもんじゃないですね」と語って笑いを誘っていた。
「さらに温泉施設で帰り際に東野さんが驚愕したのは、天狗のお面。その鼻は男湯のほうを指していたそうです。なお、天津・木村さんのブログを見ると、3月8日に雪山登山の記述があり、《野趣あふれる温泉でした》《お湯のぬるさが半端なくなかなか出れませんでした》と綴っていました。どうやら谷川岳に登ったようで、『天狗』などのキーワードをからめれば、混浴温泉はすぐに特定できそうですね。ただ、もしも混浴温泉に入る際、男性は女性が入ってきたら決して話しかけることなく、黙って背中を向けるのがマナーだと言われています。混浴の露天風呂は希少なので、東野さんもついつい女性のボディをチラ見してしまったのかも」(情報誌ライター)
東野のファンや温泉好きが殺到しそうだが、もしもチャレンジする際はくれぐれもマナーを守ってほしい。