2位は芦田さん!? 広瀬アリス、CM起用社数で妹・すずに肉薄!

 姉の広瀬アリスが妹の広瀬すずに追いついた。テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターは11月1日、「2021タレントCM起用社数ランキング」を発表。アリスとすずが共に12社のCMに起用されて3位に入った。1位は女優でモデルの本田翼の16社、2位は女優の芦田愛菜の15社だった。

 すずは2020年、同ランキングの女性部門で女優の今田美桜と並んで1位を獲得(男女総合では4位)。CM起用社数は14社だった。ランキング入りは8社までだったが、アリスは圏外。姉妹で明暗が分かれた結果となった。しかし、21年は仲良く2人とも3位。CMの本数でアリスはすずに追い付いたのだ。

 一方、CMのギャラではすずがアリスをリード。20年11月の「フラッシュ」が21年度の「女性タレントCMギャラ・ランキング」を掲載。それによると、すずは3500万円で12位。一方、アリスは圏外だった。

 だが、21年度はCM本数でアリスはすずに追い付くほど急激に人気が上昇。当然、CMのギャラも高騰したはずだ。その反対にすずのCM本数は20年の14社から21年は12社と2社減。CMのギャラに影響はないと思われるが、やや人気の翳りが感じられる。CMでは、アリスのほうに勢いがある。

「女優としても、アリスはすずに肉薄しています。いや、すでに逆転しているかもしれません。すずは15年公開の映画『海街diary』で新人俳優賞、16年公開の映画『ちはやふる 上の句』で優秀主演女優賞を獲得するなどして、一躍スターダムにのし上がりました。しかし、主演ドラマでは19年の『なつぞら』(NHK)以外、視聴率はパッとしません。一方、アリスは今年のドラマでは『知ってるワイフ』『ラジエーションハウスⅡ』(共にフジ系)などに出演し、存在感を高めています。『イチケイのカラス』(フジ系)では単発出演も果たし、視聴者を喜ばせました。主演作が続くすずに対して、地味な脇役もこなしていくアリスに好感を持つファンも少なくありません。こうした地道な努力が評価され、女優としてもアリスはすずを追い越す勢いです」(芸能記者)

 どちらが勝つか、これからも見ものだ。

(石田英明)

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