小室眞子さん「結婚」7つの素朴な疑問(2)血税で警護を雇う可能性

 眞子さんと圭さんは、かの国では一介の法曹マンとその妻にすぎない。しかも約1億5000万円の結婚一時金を辞退してもいる。【4】物価が著しく高いニューヨークで、不自由なく暮らしていけるのか? 米在住のジャーナリストが語る。

「新居の家賃は約80万円、という報道が出ましたが、ニューヨークでは家賃の40倍程度の年収がないと審査を通りません。圭さんの収入は、いずれ弁護士資格を獲得すれば、1年目でだいたい2000万円前後。奨学金返済などで貯蓄もさほどないはずです。つまり高額家賃が事実なら、眞子さんの収入や貯蓄額も申告した上での審査になるでしょう。事実、眞子さんは市内のメトロポリタン美術館などで学芸員として働くことが有力視されています」

 一部報道では、【5】眞子さんには一時金並みの貯蓄があるとも言われたが、その真偽はどうだろうか。

「皇族が生まれてから毎年支払われる『皇族費』を全て合計すると、確かに1億5000万円近くになります。ですが、女性皇族の場合、学費などもそこから支払うのが通例で、満額ということはないはず。ただ、それ相応の額であることは間違いないでしょうね」(皇室ジャーナリスト)

 夫婦であればサイフは一つ、というわけだ。

 また、【6】ニューヨークでも日本同様に警護がつけられ、そこに我々の血税が使われるのでは? ‥‥といった憶測も飛んでいる。が、これは宮内庁関係者がキッパリ否定。

「少なくとも宮内庁にはそうした予算はありませんし、例えば秋篠宮殿下らが税金から支払われた皇族費を使用し、警護職を雇う可能性も極めて低いと思います。皇族は湯水のようにお金を使えるというのは勘違い。使い道も明示しなければいけないですし、品位を保つ一定の生活をするには当然、お金がかかる。そんな余裕は絶対にありません」

 となれば、住んでいるだけでお金が飛んでいく忙しいニューヨークの生活に疲れ、【7】2人が将来的に日本に戻ってくることもあるのだろうか?

「おそらく、それはないでしょう。会見で明言したように、留学して海外に拠点を作るというのは眞子さんの考え。長期的な計画を練っていたということです。実は宮内庁のコネを生かして、国内の公益財団法人を受け皿に、圭さんを引き受けてもらうプランも進められていました。今のままでは、いつ何時あることないこと喋らないとも限らないし、それは皇室の尊厳や品位にかかわりますから。ですが、結果はご覧の通り、失敗です。女性皇族の結婚はイコール皇室からの脱出、『結婚は自分たちの心を守りながら生きていくために必要な選択』とまで言い切ったのは、皇室との完全離別の意志があるとしか思えません」(皇室担当記者)

 愛と自由を求めた眞子さんの目には、もう圭さんの姿しか映っていない─。

「週刊アサヒ芸能」11月11日号より

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