テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」のオープニングといえばおもしろ動物動画。これまでSiriと会話するインコや透明のバケツにすっぽりと収まる猫といった動物動画を取り上げてきたが、癒やしを求めていた視聴者は完全に肩透かしを食らったようだ。
3月2日の放送で、トップで取り上げたのはアメリカニューヨーク州で弁護士登録した小室圭さんの話題。街を歩く小室さんへの直撃VTRがオンエアされた。現地リポーターは「どういった分野で弁護士として活動の場を広げていきたいと考えていますか?」と質問するも、イヤホンをつけた小室さんはカメラに目を向けることなく、前を見て歩き続ける。ノーコメントながらも、番組では「メディアの問いかけに2回会釈で対応」とその様子を伝えた。
司会の羽鳥慎一アナは「いよいよ弁護士ということになりました」とコメンテーターで弁護士の徐東輝氏に話を振ると、徐氏は「やっと登録がされて、これから出勤して初めての実務に入っていくところで、このカメラの対応とかはいかにもニューヨーク州の弁護士らしいな」とコメント。「そうですか?」という羽鳥アナの問いに徐氏は「事件について聞かれた時にはみんなこうやって黙って進んでいくだけのイメージがあったりしますけど、事件について聞かれてるわけでもないので、もうちょっと愛想ふるまってもいいのかなって思ったりもしますけどね」と小室さんの不愛想なマスコミ対応について私見を述べた。
羽鳥アナは「まあ、取材しているこちらがいけないんでしょうけども、『うるさいなぁ』と思われてるんだと思いますけど…、弁護士としてスタートということになったようです」と締めくくった。
「番組トップで愉快な動物動画を流すのが定番となっていることもあって、クールな小室さんとのギャップが際立つこととなりました。ネット上では小室圭さんをKKと略すことが多く《朝っぱらからKKさん》《もう放っておいてあげなよ》《トップで扱うネタか?KKの今なんてどうでもいい》といった声が寄せられていました。ちなみに翌3日の放送では、動物コーナーが復活。VTRに登場したのは舌を出してブルブルと首を振るサラブレッド。“ヘン顔”をする理由について『人が喜んでいるのがわかるから』という獣医師のコメントを紹介していました。『モーニングショー』は動物ネタから始まるという視聴習慣が根付いているためか、小室さんの直撃映像はよけいに違和感が大きかったかもしれません」(テレビ誌ライター)
メディアの追跡に負けず、小室さんには弁護士として活躍してほしい。