危険な兆候? 本田圭佑がたい麻ビジネスについて熱弁!

 最近は有名人とのコラボ動画を積極的にネット配信しているサッカー元日本代表の本田圭佑。先日も音楽グループ、元「レペゼン地球」のリーダーで、現在は新ユニット「Repezen Foxx」のDJ社長と対談。だが、そこでの発言が現在物議を呼んでいる。

 トークのテーマがたい麻ビジネスになり、興味があると語ったDJ社長に対し、「依存症もトラブルもない。たい麻と車、どっちが人傷つけてるか知ってます? 断然車」と彼に同意する形で熱弁を振るったのだ。

 あくまで「法整備が行われるのが前提」との主張はしていたとはいえ、合法化に肯定的どころか、そこから一歩も二歩も踏み込んだ発言をしたことに驚いた人も多いだろう。

「彼は以前から政治や社会問題について自分の考えや意見を発信していましたが、日本の社会において薬物問題は欧米以上にデリケート。合法化に踏み切る州が増えている米国では賛成が3分の2を占めていますが、日本では反対が圧倒的多数。そんな中での今回のたい麻合法化を支持するかのような発言は、本田圭佑というブランドの価値を暴落させかねない」

 そう語るのは、広告業界に詳しいマーケティングディレクター。CM契約料が1社1億円以上だった2010年代前半ほどではないものの、今でも数千万円との高値が相場とか。しかし、こうした発言は本人のイメージ悪化を招く恐れがあり、広告に起用する企業が最も嫌がるところ。今後の活動に大きな影響を及ぼしかねないと警鐘を鳴らす。

「個人スポンサーのオファーを出す企業が減ったり、現在契約中の企業でも途中で打ち切りとまではいかなくても更新の話が立ち消えになる可能性は大いにある。もちろん、外資系や日本企業でもベンチャーなどは気にしないかもしれないが、国内の大企業との新規の広告契約は難しくなるのでは」(同)

 広告業界からのイエローカードはある意味当然のこと。2枚目をもらって退場とならなければいいが……。

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