松下幸之助と萩本欽一、「ヒット」を生み出す意外な共通点

 お笑いタレントの萩本欽一は運を重要視する人で、自身の冠番組をスタートさせる際、「〇」「×」を各1つ描いたアミダクジを毎度作り、キャスト・スタッフに選ばせて名前を書かせていたのだそうだ。「×」を引けば、誰であろうと番組から即退場、「〇」を引いた人物を軸に番組作りに入る。それが「ハネる番組の作り方」だといった興味深い話を、タレントの勝俣州和が、キングコングの梶原雄太がカジサックに扮するYouTubeチャンネル〈カジサックの部屋〉で明かしたのは昨年1月24日投稿回だ。

 タレント・手相占い師の島田秀平が、自身のYouTubeチャンネル〈島田秀平のお開運巡り〉で、「運の良い人」に共通する4つの特徴を紹介したところ、あの「経営の神様」と呼ばれた実業家も、興味深い手法によって「ハネる会社作り」に励んでいたことが分かった。

 10月5日付け「【幸運】運が良い人には4つの共通点があった『島田秀平のお開運巡り』」とタイトルをつけた投稿がそれだ。

 島田が有名な話として挙げたその名前は、パナソニックを一代で築き上げた経営者・松下幸之助(1989年4月27日他界)だった。会社の最終面接に訪れた人に、松下さんは必ず「あなたは運が良いですか?」と訊ねていたそうで、これに「はい!」と即答出来た人だけを採用していたのだそうだ。

 カテゴリーは違えども、「経営の神様」と「お笑い界の神様」が、ともに「運」を大切にしていたとは、実に興味深い話である。

 ちなみに、島田が挙げた”運が良い人の4つ共通点“とは、「フットワークが軽い」「運が良いと信じる」「新しい経験を受け入れる」「直感を信じる」だとか。信じるも信じないもあなた次第……。

(ユーチューブライター・所ひで)

エンタメ