昨年6月に週刊文春で不貞行為を報じられ、以来芸能活動自粛中のアンジャッシュ・渡部建。収録済みだった昨年大晦日の『ダウンタウンの笑ってはいけない』の出演シーンもお蔵入りとなり、復帰の見通しは未だ立っていない状況だ。
だが、渡部本人はもともと早期のリタイア生活を望んでいたという話もある。彼が40歳のころにインタビューをしたという雑誌記者は次のように話す。
「話がたまたま将来のリタイア生活に及んだ際、渡部さんは『確かに、そういうことを考えたりはしますね。どうせ10数年後には時間があるだろうし、そのときの楽しみにしようって。釣りや料理もしたいし、ほかにもやりたいことがたくさんあるんです』と語っていたのをよく覚えています」
当時は時期的にまだ佐々木希と交際する前で、独身であることを前提とした上でのリタイア生活願望だったかもしれない。そのため、自身の不貞行為によりテレビ業界から干される形で仕事を失ったのは不本意だったろう。
それでも現在は一家の大黒柱として働く妻の代わりに育児や家事などを積極的に行っていると言われている。渡部本人もそんな状況をどこかで満喫しているというのだ。
「単にグルメだけではなく料理も好きですし、家事もしっかりこなすタイプです。育児しながらなので大変とは思いますが、それでも活動自粛前の売れっ子タレントだった頃に比べれば時間もある。いずれ復帰できるとしても相当な時間がかかることは覚悟しているはず。彼のことですから気持ちも切り替えて、今の主夫業を楽しんでいると思いますよ」(同)
幸いにして妻の佐々木希は仕事も順調。渡部自身、復帰できたとしても以前のような多数のレギュラー番組を抱えるポジションに戻れるとは思っていないだろう。
それなら家事・育児に軸を置いて、ママタレントのように空いた時間で主夫タレントとして活動したほうがいいのかもしれない。