アンジャッシュ渡部は消えない? 過去の不祥事芸人に見る気になるデータとは?

 15日放送の「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)で1年8ヶ月ぶりに芸能活動を再開させたアンジャッシュ渡部建。業界関係者からは「以前のような芸能界の第一線には戻れない」といった話も聞かれるが、そうした厳しい声を否定するデータもある。

「近年、不祥事を起こした芸人のうち、しっかりと自粛した者は、復帰後テレビ出演を果たしています。その点、渡部さんも表舞台に一切出ないまま復帰を迎えた。つまり、筋を通しているわけです」(民放プロデューサー)

 例えば、最近の不祥事芸人だと徳井義実(チュートリアル)や田村亮(ロンドンブーツ1号2号)はしっかりと自粛。復帰後はすぐにテレビ復帰し、現在は不祥事前と変わらぬ活躍ぶりだ。

 また、活動再開まで8年半かかった山本圭壱(極楽とんぼ)もしっかりと自粛していた不祥事芸人のひとり。以前のような全国区の活躍こそ少ないが、今やコンビやピンでのレギュラー番組を複数抱えている。

 これに対し、事務所解雇という事情もあるが、本来自粛すべき期間にYouTuberとして活動を始めた宮迫博之(元・雨上がり決死隊)は、未だ地上波には復帰できていない。さらに後輩芸人へのパワハラ騒動で所属事務所を退所し、フリーとなった木下隆行(TKO)も同様だ。

「自粛では収入も絶たれ、YouTubeに活路を見出そうとした宮迫と木下の立場も理解できますが、彼らは筋を通す我慢がなかった。2人は相方、元所属事務所とも関係がよくありませんでしたが、対してテレビ復帰できた3人は、事務所と相方、少なくともどちらかとは関係が良好。その差が明暗を分けたのでしょう。この法則でいえば、渡部は事務所も辞めておらず、相方との関係も悪くない。前みたいな売れっ子の地位は無理でも、それなりにレギュラー番組を持つポジションに戻れる可能性はありますね」(同)

 とはいえ、原因が不適切な場所での不貞行為だけに世間の拒否反応が強いのも事実。この法則が当てはまるのか、彼の今後の動向に注目したい。

エンタメ