8月20日、匿名で日記が執筆できるウェブサービス「はてな匿名ダイアリー」に、転売Amazonギフト券を使用したことでアカウント停止になり、「Kindleの4000冊の蔵書が吹っ飛んだ」という記事が投稿され話題となった。
「『はてな―』に投稿された記事によれば、投稿者は『アマゾンギフトをほかから安く買って、定期的に使用していた』といい、今回『追加でギフト券を購入して使用しようとしたら、審査に引っかかり、2日間くらいの間に、アカウントの利用停止→審査によりアカウント永久凍結となった』とのことで、Kindleで購入していた漫画など『400円~4000冊の単純計算で160万円くらいは吹っ飛んだ』と記しているのです」(ネットライター)
この投稿が影響したかは不明だが、Amazon.co.jpは「承認していない購入サイトにおいて、詐欺など不正取得の可能性のあるAmazonギフト券が販売されている事例が多数報告されています」と具体的な3つのサイトを挙げ、「転売もしくは不正に取得された可能性のある Amazon ギフト券のロック(凍結処置)および無効化ならびに関連するアカウントの停止を随時行っております」と注意喚起を行ったのだった。
これにネット上では《フォロワー集めのためにツイッターで「フォロー&RTで抽選でアマギフプレゼント」とか個人でやってる人いるけど、あれで当選した人で永久凍結された人もいるみたい》《中華系の企業から買い物すると、「Amazonにレビュー投稿したらギフト券500円分プレゼント」とかあるけど、あれもかなりヤバいのか?》など危惧する声が相次いでいる。
第三者からもらったAmazonギフト券が実は転売サイトから購入されたものという可能性は十分ある。タダより高いものはないので注意しよう。
Amazon.co.jpからは「ギフト券を転売サイトから購入しないでください」との注意喚起が出されている。あとで泣きを見ないためにも、正規で購入する以外は慎重になった方がいいだろう。
(小林洋三)