山口達也、坊主にヒゲのコワモテ風貌でも健康不安で遠のく“復帰”

 その変わり果てた姿に誰もが驚くに違いない。アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー・山口達也の現在の姿を、5月16日発売の「女性セブン」がスクープした。

 山口は昨年4月、女子高生に不適切行為をはたらいた疑いで書類送検。5月2日には残りのメンバー4人が緊急会見を開き、その4日後、山口はジャニーズ事務所からの退所を発表。当時からアルコール依存症の疑いがあると報じられていたが、山口の本当の病名は躁うつ病(双極性障害)だった。

「躁うつ病は、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返す精神疾患で、現代医療では回復には時間がかかるといわれています。薬物療法などの治療を継続すればコントロールすることも可能ですが、治療を怠れば、再発や悪化は免れません」(医療系ライター)

 記事によると、山口は5年以上も前から躁うつ病で、不安を打ち消すためにアルコールに逃げていたという。しかし、事件後はメンタルクリニックに入院し治療に専念。昨夏には退院し、現在は定期的に通院。その傍ら、ウォーキングや自転車などでトレーニングしているというのだが、その姿が衝撃的だった。

「同誌がとらえたのは、坊主頭にヒゲをたくわえ、サングラス姿でコワモテに見える山口でした。そのいかつい姿からは、とてもアイドル時代の山口を想像できません。しかし風貌は勇ましくても、健康面は問題があるようです。5月上旬で気温が20℃を超えていたとはいえ、駅から家までの約15分のウォーキングで息づかいが荒くなり、途中で路上に座り込む有り様。5分後、再開するものの時折足元がふらつき、また座り込んだとありました。また、ある日は自転車に乗っていて、ハンドルを持つ手が小刻みに震え、蛇行運転した末、転倒。山口自身もショックだったのか、呆然としていたといいます。同誌は山口本人を直撃しましたが、体調や復帰に関して、明確には答えませんでした」(芸能記者)

 これまで複数のメディアが山口の〝復帰説〟を報道しているが、この状態では日常生活もままならないのではないか。

「短時間のウォーキングでの息切れ、自転車のハンドル操作の際の手の震えは、躁うつ病やアルコールが関係しているのか、具体的な原因はわかりません。状態は落ち着いてきたといわれていますが、完治まではまだ相当な時間がかかりそうです」(前出・芸能記者)

 リハビリには地道に取り組んでいるというのが救いだが、くれぐれも焦らず、どんな形であれ、社会復帰を果たした山口の姿も見てみたい。

(石田英明)

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