酒気帯びより悪質!? 山口達也が引き起こした「ミス・ワールド」への風評被害

 9月24日に開催された「ミス・ワールド2020日本大会」において、ダンス&ボーカルグループ「GENIC」で活動する金谷鞠杏(18)がグランプリに選出され、日本代表に決定した。世界三大ミスコンで最も歴史の長い由緒ある大会で栄冠に輝いた金谷は今後、史上初のオンライン形式で開催される世界大会に駒を進めることとなる。

 金谷は「私が普通に生きていたら出会わないような、本当に素敵なファイナリストの皆さんと2カ月間過ごしました」と選考の過程を振り返っていた。そんな彼女は2年前にも“普通に生きていたら出会わないような”人物との関わりから風評被害を受けていたというのだ。

「彼女は教養バラエティ番組『Rの法則』(Eテレ)に9期生としてレギュラー出演。そのMCを務めていたのが当時TOKIOのメンバーだった山口達也でした。山口が酒気帯び運転で逮捕されたのは、金谷がグランプリに輝いたわずか2日前の9月22日。『Rの法則』終了後に2人が歩んだ道のりが大きく異なっていたことを表しているかのようです」(芸能ライター)

 その「Rの法則」は女子高生を中心とした若者たちが興味を持つ話題を掘り下げるという番組。10代のレギュラー出演者を相手に堂々たる兄貴ぶりで番組を回していたのが山口だった。ところが2018年4月、出演者の女子高生を被害者とする性的犯罪によって山口が書類送検され、番組は強制終了を余儀なくされたのである。

「事件発覚の際、山口の“毒牙”に掛かった被害者として何人もの名前が取りざたされ、金谷にも風評被害が飛び火することに。所属事務所が『本件の被害者、もしくは関係者であるかのような記事や噂が一部で拡がっておりますが、金谷鞠杏は一切関係しておりません事をご報告させていただきます』とのコメントを発表するに至っていました。そこからおよそ2年半が経って事件の記憶も風化しつつあるなか、『Rの法則』からミス・ワールド日本代表が輩出されたのは実に喜ばしいこと。番組に関わっていた人たちも少しは報われたのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 ぜひ金谷には世界大会でも好成績を収めてほしいものだ。

(北野大知)

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