25年続く長寿バラエティもいよいよネタ切れか、新企画を撮る意欲も失っているのではないか。そんな声がTOKIOの人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)に持ち上がっている。
「同番組を支えてきたのが山口達也であることは誰もが認めるところでしょう。出演回数が多く、いろいろな企画にからんできました。ところが、その山口が例の事件で芸能活動を休止。山口の抜けた穴を後輩のジャニーズタレントが懸命に埋めようとしてきましたが、そう簡単ではありません。番組は明らかにパワーダウンしているともっぱらの評判です。新型コロナウイルスで思うようなロケができないのもその一因と見られていますが……」(週刊誌記者)
10月18日放送の回はネタ切れを証明するかのような内容。「第1回DASHデミー賞」のタイトルで過去の放送回の中から、もう一度観てほしい作品を表彰した。
すると番組開始直後から、ネットやSNSには「過去映像でつないだか」「なんで年末でもないのにこんな内容なのか」と不満の声が上がった。
表彰されたのは18年に放送されたダンボールのすごさを伝えるためダンボールで自転車を作って動物園内のデコボコ道を走る回と、14年の発泡スチロールの舟で川下りをする回。
「正直、どちらもそこまで面白いかというとそこまでではないとの意見も多いです。おそらく、山口がメインの回は使えなかったので仕方なくこの回になったのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
やはり「山口抜きで賞とかありえない」「第2回は絶対にないな…」「山口メンバーを完全に排除…闇の深い企画だ」「山口の映像が使えない時点で過去を総括する企画は厳しい」と、この点でも大ブーイングになっている。あまりに期待はずれな内容に、邪推する声も続出している。
「そもそも、この表彰企画は、山口復帰へと向けた観測気球だったのではないかという憶測を呼んでいます。TOKIOは山口との合流に向けて動いていると報じられました。その第一歩になるのが今回で、山口の映像をしれっと使い、世間の様子を見るつもりだったのではないかというんです。ところが例の事件が起きたため、再編集し直して山口の場面をカットしたのではないかと。今回は内容が薄く、それもさもありなんという気持ちになります」(前出・週刊誌記者)
パワーダウンが感じられるのが今回だけならいいが、今後も続くとなると心配だ。