女優・永野芽郁のメンタル面が心配だ。7月15日発売の「週刊文春」が伝えた。
永野は小学3年生のときに東京・吉祥寺でスカウトされ、モデルとして芸能活動を開始。2015年公開の映画「俺物語!!」のヒロイン役をゲットし、翌16年放送の「こえ恋」(テレビ東京系)では連続ドラマ初主演を果たす。18年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」ではヒロイン役に選ばれ、大ブレイクした。
記事によると、「半分、青い。」で永野は片耳が聞こえなくなったヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)を演じたが、実際に耳が聞こえない状態になる瞬間もあったほど役にのめり込んでいたという。
永野の〝のめり込み〟ぶりは実に凄まじい。「半分、青い。」については、18年8月21日のブログでも苦しかった心境を吐露。「長い期間スズメとして生きてきたから家に帰っても自分が何者なのか よくわからなくなってたなぁ」と振り返っていた。
20年3月配信の月刊誌「GINGER」電子版では、同年公開映画「仮面病棟」の撮影中の苦労話を披露。同作で永野は、ピエロのお面を被った凶悪犯によって病院に閉じ込められる役を演じた。ところが、ロケ先のホテルに戻っても、頭をうまく切り替えられなかったようで、「寝るとピエロが夢に出てきて、ひどいときは銃で腰を打たれ続ける悪夢を見た」と語っていた。
「役にのめり込むあまり、撮影が終わっても〝本当の自分〟と〝役〟の区別がつかなくなっているようです。本気で演じている証でもありますが、メンタル面は大丈夫でしょうか。現在はドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)で天然の新米警察官を演じていますが、プライベートでも〝天然〟ぶりが憑依しないか、心配です」(芸能記者)
これほどの憑依型女優は永野以外にいないかもしれない。
(石田英明)