今や同世代女優のトップを突っ走る、永野芽郁。最近は金髪革ジャンスタイルでハーレーを駆る姿が「カッコよ過ぎる!」と大注目を集めている。ドラマや映画では見ることのできない意外な一面をYouTubeで発信する女優は少なくないが、永野の人気が右肩上がりになったのも、ハーレー姿が話題になったからだろう。
そんな永野だが、1月期のドラマは散々だった。主演する月9ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系)は、初回放送こそ平均世帯視聴率7・2%とまずまずのスタートを切ったが、第2回は一気に5%台に落ち込み、以降、低空飛行を継続。
「コテコテのラブロマンスのように見せかけておきながら、実は単なるファンタジー路線だったことも不調の原因でしょうね」(テレビ誌ライター)
そんな大爆死ドラマもついに3月18日の放送でラストを迎える。公式Xでは10話終了後、最終話の予告映像が公開され「1週間後、逢原雨さんは聴覚が奪われます」と伝えている。
「これまで永野演じる雨は、第2話で味覚、第4話で嗅覚などと、徐々に感覚を喪失してきましたが、いよいよ残すは聴覚だけになりました。ここからハッピーエンドとなると、あまりにギャップが激しすぎる。週の頭の月曜日から視聴者を暗くし、翌日の話題にするのもはばかれるほどの大不評でしたが、平成に流行ったケータイ小説のようなご都合主義の結末だったすれば炎上は必至。ドン底のまま終われば、それはそれで後味が悪く、どう転がっても評価は厳しそうです」(ドラマライター)
永野は先日、SNSで第47回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞したことをファンに報告。これで3年連続の受賞となるなど快進撃を続けている。演技力には定評があるだけに、トンデモ展開の「君が心をくれたから」が黒歴史にならないことを願いたい。
(ケン高田)