例年ならこの時期は卒業旅行のシーズン。しかし、長引く新型コロナの影響に加え、小池百合子東京都知事も「卒業旅行はナシで」と自粛を強く呼びかけ、泣く泣く中止にした学生たちも多いだろう。
本来なら学生時代の最後を飾る一大イベント。なかには同行するメンバーを変えて何度も卒業旅行を楽しむ者もいるが、ついハメを外しすぎてしまうことも珍しくない。数年前に首都圏の私大を卒業した20代の女性会社員Nさんも友人2人と出かけた沖縄旅行の際、人には言えない“ある体験”をしたという。
「約1週間という長めの滞在だったため、滞在費を抑えるために宿泊費の安いゲストハウスに泊まっていたんです。そこで同じ時期に泊まっていた男子大学生のグループと仲良くなって部屋で一緒に飲んでいたのですが、酔った勢いもあってそのままつい……」
これだけならまだ珍しい話ではないが、彼女たちの場合は男女6人が入り乱れての団体戦。途中で何度も相手を交換したり、一度に2人から同時に責められるなど艶ビデオ顔負けの痴態が繰り広げられたという。
「今の彼氏は大学時代から付き合っている人ですけど、もちろんナイショ。このまま墓場まで持っていくつもりです(笑)」(Nさん)
また、地方の私大出身のYさんも彼氏と来た東京での卒業旅行中、顔から火が出るほど恥ずかしい経験をしたという。
「夜、彼氏といい雰囲気になってそういうコトをしている最中、いきない壁をドンって思い切り叩かれて『さっきからアンアンうるせぇんだよ!』って怒鳴られたんです。結局、その日は途中でやめてそのまま寝ました」
出張の多いサラリーマンなら知っているが、格安ビジネスホテルのなかには極端に壁が薄い部屋も多い。きっと隣部屋にも響くほどの嬌声だったに違いない。
そして、同じ学部の恋人と山陰旅行をしたというKさんは、東京から現地まで寝台列車の2人用個室を利用。お互い気分が高ぶっていたせいか車内で行為を始めてしまったそうだが、なんと窓のブラインドは下ろさずに全開状態だったという。
「途中の通過駅でホームで立っている人から丸見えだったと思うと興奮しちゃって。あんなことをしたのは後にも先にもこれ一度きりですが、今も鮮明に覚えています」
実際には卒業旅行で誰にも言えない恥ずかしい経験をした人も多いはず。だが、そういうエピソードも含めて忘れられない思い出になっているはずだ。
(T-Factory)
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