3月4日発売の「女性セブン」で不貞疑惑をスクープされた元卓球選手で2大会連続の五輪メダリストの福原愛(32)。本人は今のところ、報じられた年下の会社員との不貞関係を否定しているが、テレビ番組への出演をドタキャンしたなどの報道が相次いでいる。
すでに社会貢献を目的とした個人事務所を設立し、日本で本格的なタレント活動を始めると噂されていただけに、収入面で崖っぷちに立たされる可能性も出てきた。
年下男性と自宅やホテルで連泊したことから、不貞について“クロ濃厚”という扱いでネット上やワイドショーでも批判的なコメントばかりだが、一連の報道があっても好意的なファンが多いのが中国。現役時代、世界最高峰の中国超級リーグでプレーしていた時期もあり、同国での知名度・人気は今も非常に高い。中華圏の芸能事情に詳しいライターは、「ネット上では『母国でバッシングされるくらいなら中国に来て活動すればいい』なんて書き込みも見かけます。彼女は日本人の女性有名人ではトップクラスの人気。中国語はまったく問題ないレベルで使えますし、タレントとしても成功できると言われている」と話す。
ちなみに「週刊文春」でモラハラ疑惑が報じられている夫の江宏傑選手の母国・台湾では、日本ほど批判的ではないがメディアもファンも母国人の夫を擁護する発言が目立つ。台湾での福原のイメージといえば、結婚するまでは知名度もなく、中国やかつての日本でのようなアイドル的な存在ではないという。
そんな中、気になるのは福原愛の今後。タレント活動開始の矢先のスキャンダルで「テレビはおろか本業の卓球関連の仕事も当面は難しい」とは日本の芸能関係者。そのため、彼女がネット上の動画配信などに軸足をシフトさせる可能性も指摘されている。
「中国ではYouTubeは規制で閲覧できませんが、ビリビリ(bilibili)動画やYoukuなど独自の動画サイトがあり、自国だけでも日本を上回る巨大市場です。以前からチャンネル開設を求める声も多く、人口が多いだけに登録者数100万人超えは確実だと言われています。懸念されるのはYouTubeに比べて中国の動画配信サービスは収益性が低い点。ビリビリ動画にいたっては、1再生回数あたりの広告収入は『YouTubeの2分の1ほど』との声も聞きます。もちろん、日台向けにYouTuberとして活動することも十分あるでしょうね」(前出・ライター)
雨上がり決死隊・宮迫博之のように不祥事でテレビから消えた芸能人でもYouTuberとして成功しているケースはある。彼女の置かれた状況を考えれば、動画配信者への転身は現実的な選択肢なのかもしれない。