宮沢りえ、染五郎と「くノ一情交」見せた!/「丑年女優」ベッド場面大全(2)

 今年48歳になる73年生まれ女優は、まさしく“熟美女”の1丁目1番地。スクリーンや液晶ディスプレイに見せつけた、たまらなく悩ましいシーンを網羅—。

 92年に発売された写真集「Santa Fe」(朝日出版社)は、宮沢りえが“ヘア見せ脱ぎ”姿を披露し、100万部超のベストセラーになった。以来、マッパとは無縁と思われたが、意外な至宝映画があった。05年公開の「阿修羅城の瞳」(松竹)のことだ。

 宮沢は「くノ一のつばき」に扮し、鬼退治の男・病葉出門(市川染五郎)と出会ってしまう。市川に捕らえられ、激しく抱かれると宮沢の純白の肌が上気する。あわやバストトップまで見えそうになるシーンは、息を呑む美しさであった。

 出産後にボディが豊かになったのは篠原涼子。ワコールの胸用肌着のシリーズCMでも“渓谷”を披露していたが、映画ではさらに過激なシーンが!映画評論家の秋本鉄次氏は、映画「アンフェア the end」(15年、東宝)では、シャワーシーンでバックからのフル脱ぎを見せたことをあげる。その腰からヒップにかけての「みっしりと脂が乗った感」が、「クラクラするほど鮮烈でした」とのことだ。

 さて、アイドルグループ「CoCo」出身の三浦理恵子は、ドラマ「特命係長只野仁」(テレビ朝日系)シリーズでも、高橋克典を相手に、汗だくの馬乗り情交シーンと萌え声を何度も披露。さらに映画「修羅之介斬魔剣 妖魔伝説」(96年、キングレコード/東北新社)では、京本政樹とのベッドシーンに挑戦。着物を京本に切られて襦袢姿になり、美脚や胸元を愛撫され、悩ましいアエギを響かせる。フル脱ぎではないが、声だけで興奮させる稀有な才能の持ち主だ。

 ボーイッシュな役柄が多かった深津絵里が、思わぬよがり声を上げたのが映画「悪人」(10年、東宝)でのこと。地味な販売員を演じたが、異性と知り合うツールで知り合った男(妻夫木聡)により、運命が大きく変わる。

 妻夫木は“一緒にいても楽しくないが、車の運転と男女の営みだけはうまい”とささやかれる男であり、荒々しく抱かれる深津の表情も、これまで見せたことのない妖しいものだ。

 ディープキスから床に転がされ、そのバストに妻夫木がむしゃぶりつく。いつしか、眉間に喜悦のシワが走り、吐息が漏れる。床で寝バックの体勢で突き立てられ、性的興奮の海に堕ちてゆく…。

 最後に紹介するのは、映画界の貴重なバイプレイヤーである冨樫真だ。デビュー当時から脱ぎの作品は多いが、主演を務めた映画「恋の罪」(11年、日活)では、大学のエリート助教授が夜は春を売る女性になるという役を演じた。共演の水野美紀、神楽坂恵もフル脱ぎはあるが、冨樫はヘアも見せている。スレンダーな肢体は、買われた客とのベッドで髪を振り乱して激しくのた打つ。さらに神楽坂との女性同士の愛欲シーンなど、妖気にあふれた性的欲望を喚起するムードを全編に振りまいているのだ。

エンタメ