豊富なビジネス人脈で荒稼ぎ!? コンサルタントの肩書きを持つ意外な芸能人たち

 現在の花形職業のひとつであるビジネスコンサルタント。独立して個人でやっている者も多いし、マッキンゼーやアクセンチュアといったコンサルティングファームは企業別平均年収ランキングで毎年上位に挙げられている。

 企業から経営や事業に関するアドバイスを求められ、高度の知識と経験を要する職業だが、実は芸能人でありながらコンサルタント業を兼業している者もごく少数ながら存在する。

 なかでも有名なのは元お笑い芸人の入江慎也(43)。2019年の闇営業騒動の中心人物で責任を取って吉本興業を退社。しかし、芸能界から引退した今も芸人時代の仲間のネット動画などによく登場している。

 昨年立ち上げたハウスクリーニング会社が好調のようだが、その彼が引退前から代表を務めていたもう1つの会社の柱になっていたのがコンサルティング事業。「闇営業問題」の影響で大きな打撃を被ったと言われているが、「すでに底は脱しているようです。事業に専念できる環境になったことで経営者としてさらなる成功もありうる」とはビジネス誌の編集者。

 一方、引退こそしていないが、近年は通販コンサルタントとしての活動に軸を移しているのは俳優の保阪尚希(53)。調理器具や健康器具、食品など幅広い商品の開発プロデュースを行い、次々とヒット。本人は以前出演したテレビ番組で転身の理由について健康問題を挙げていたが、現在の年商は推定10億円とも言われている。この決断は結果として大正解だったようだ。

 また、少し意外なところではモノマネ芸人のアントキの猪木(47・写真)も経営コンサルタント。妻が経営する水処理事業を扱う会社内にコンサルティング部門を設立。その責任者として芸能界とはまったく関係ない10社以上の一般企業の顧問を担当しているという。

「彼はもともとプライベートでビジネスセミナーに通っていた変わり者。芸人仲間よりも経営者やビジネスマンと積極的に交流していた人物で、その商才は本家アントニオ猪木も認めているほど。ビジネス人脈は上っ面のものではなく闇営業騒動前の入江慎也よりスゴいとの評判です」(前出・ビジネス誌編集者)

 コロナ禍で収入が激減した芸能人が多いと言われているが、少なくとも彼らに関してはそういった心配はなさそうだ。

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