漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」でマヂカルラブリーが優勝を果たした。19年は覇者のミルクボーイが、関西のローカル芸人から一夜にしてシンデレラボーイとなったため、今回の覇者マヂカルラブリーも今後の活躍が期待されている。
M-1は優勝を逃しても、敗者復活戦や決勝の舞台で爪痕を残せば、翌年のバラエティ番組で引っ張りダコとなる。かまいたち、すゑひろがりず、ぺこぱはその好例だ。今年、その仲間入りをそうなのが3位に食い込んだ見取り図。ボケ担当のリリー(写真左)は「M-1芸人」の冠を有する前から“下半身の暴れん坊将軍”として有名だ。
18年&19年の2年連続でファイナリストとなり、今年は3位になった見取り図は、盛山晋太郎の独特すぎる造語と時間差ツッコミが特徴の浪速のしゃべくり漫才師。相棒のリリーは、漫才のセリフで「熱中症の櫻井翔」とたとえられるほどアイドル風ルックスだ。本人いわく「モテてきた」らしく、女性への声かけはほぼ成功。SNS全盛の時代になってからは、DM(ダイレクトメール)で逆ナンされるようになった。そんな中、自分がテクニシャンであることを知る経験をしたという。
「5、6年前の夏、DMで『私でよかったら一緒に遊んでくれませんか?』というメッセージが届きました。女性側からのアプローチはしょっちゅうなので、『××××するけどいい?』と性的行為を挙げてド直球の返信をすると、女性はまさかの同意。会ったその日、居酒屋で食事を軽く済ませ、徒歩でリリー宅へ向かい、結ばれたようです」(芸能ライター)
コトが終わったあと、余韻に浸ろうとリリーがマンションのベランダに出ると、驚きの光景を目にした。隣人のおじいちゃんが、のぞいていたのだ。
「女性のあえぎ声を聞いて、居ても立ってもいられなくなったのでしょう。リリーのテクに脱帽したのか、それまでは『今日は仕事やったんか』とタメ口だったおじいさんが、その日を境に敬語を使うようになったとか」(前出・芸能ライター)
M-1を機に、上方漫才師から全国区芸人になりつつある見取り図。大事な時期だからこそ、スキャンダル対応策は講じてしかるべき。ところが、リリーは生粋のモテ師。さらにテクニシャンという箔がつけば、女遊びがさらに加速しそう。ようやく関東圏でもテレビの仕事が増えているだけに、盛山のお荷物にならないよう祈るしかない。
(北村ともこ)