「水ダウ」もアウト?見取り図の炎上騒動が人気バラエティに飛び火!

 9月22日、見取り図の冠バラエティ番組「東京スケッチ」(ABEMA)が放送された。オンエア後、同番組の内容がネットで炎上しているという。

「番組では今回、“東京で働く面識のない女性宅を見取り図の2人が留守中に訪問する”という企画を実施。そのロケ中、リリーが女性宅の洗濯機からアンダーウエアを取りだし観察したり、ポケットに入れるという行為などもあったことで、一部で“犯罪を想起させる”と炎上することに。もちろん家主に撮影の許可は得ており、肌着チェックもあくまでお笑いのノリだったのですが、ネットでは番組を見ていない人たちからも辛辣な意見が相次ぐ事態となっています」(テレビ誌記者)

 今回、同番組の内容がネットニュースで報じられると、コメント欄やSNSでは「放送は見てないけど、一人暮らし女性への犯罪が横行してるのだからやるべきではない!」「打ち合わせ時にコンプライアンスについて検討しなかったのか」「女性だからではなく、男性やお年寄りでもダメ」など、非難轟々となっている。

 そんな中、今回の騒動が、他の人気バラエティにも飛び火する可能性があるようだ。

「見取り図の炎上後、一部著名人らのSNSではバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の自宅侵入系のドッキリもやめるべきと呼びかけられており、数千件の“いいね”やBPO(放送倫理・番組向上機構)に連絡するといった声が寄せられる状況となっています。『水ダウ』といえば、これまで安田大サーカス・クロちゃんへの自宅ドッキリや、芸人の家に知らない人がいるドッキリなど、数々の攻めた企画を生み出してきました。しかし今回の騒動により、TBSのコンプライアンスも厳しくなり、ソフトな内容なものへと変わっていく可能性があります」(前出・テレビ誌記者)

 BPOは先日、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ」について審議対象とすることを発表したが、その影響で年末の「絶対に笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ系)の休止も決まったのではないかという憶測も一部で広がっている。これからの時代、バラエティ番組はさらなる苦境に立たされることになりそうだ。

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