「M−1芸人」はなぜモテる?徳井義実、井上裕介ら歴代王者の華麗なる交際歴

 マヂカルラブリーの初優勝で幕を閉じた「M-1グランプリ2020」。野田クリスタルは「R-1ぐらんぷり2020」に続いて2冠となり、来秋開催予定の「キングオブコント2021」も制すれば、芸人史上初の3冠達成となる。

 M-1はあまたのコンテストで、エントリー総数や視聴率ともにぶっちぎりでNo.1。20年大会は関東地区で、裏番組のフジテレビ系「鬼滅の刃」を抜いて平均視聴率19.8%と高い数字をマーク(ビデオリサーチ調べ)。関西地区では驚異の29.6%を叩きだしている。

 M-1覇者は、優勝した瞬間から運命が変わる。仕事の量が激増して、その幅も広がる。それまでは縁のなかった有名女性芸能人と接することも増え、恋に落ちることも珍しくない。実際に、大人の関係になって、もうひとつのM-1ドリームを叶えた覇者が何人もいる。

「歴代王者でもっともモテたのは、『吉本男前ランキング』で殿堂入りしているチュートリアルの徳井義実(06年優勝)。12年前には、ドラマで共演した年上女優の夏川結衣と真剣交際と報じられました。同じく女優の貫地谷しほりと写真週刊誌に撮られたこともあります。今年の秋には18歳年下の音楽ユニット、チャラン・ポ・ランタンのももとの買い物デートが報じられました。結婚して、ナインティナインの岡村隆史に次いで“アローン会”を卒業する可能性があります」(芸能ライター)

 艶系女優を口説き落とした王者もいた。フットボールアワーは03年のキング。岩尾望は08年、有名女優との2ショットを写真週刊誌に撮られ、のちに交際を認めている。08年に優勝したのはNON STYLE。井上裕介は、同じく人気艶系女優を自宅に招いたことを認めている。

 04年と09年に決勝の舞台に立った東京ダイナマイト・ハチミツ二郎もカリスマ人気を誇った艶系女優と06年からおよそ3年も真剣交際。09年に互いのブログで破局を報告したあと、それぞれが別のパートナーを見つけて結婚した。

「M-1芸人史上最高の大物女優をゲットしたのは、02年と03年のファイナリストであるスピードワゴンの井戸田潤。05年に女優の安達祐実さんとデキ婚して、09年に離婚しています。01年と03年から06年まで決勝に進出した麒麟の川島明は、07年からおよそ4年間、タレントの眞鍋かをりさんと交際していたと報じられました」(前出・芸能ライター)

 これらはすべて破局した例。だが、南海キャンディーズの山里亮太、ライセンスの藤原一裕のように女優妻と、サンドウィッチマンの伊達みきお、アキナの秋山賢太のように女子アナ妻と幸せな家庭を築いているパターンもある。

「多くの出場者が語っていますが、M-1の決勝の舞台ほど緊張する仕事はないそうです。ある芸人は前日にあまりの緊張で味覚障害に陥ったほど。大勢の観客や大御所の審査員を前に生放送で漫才を披露する緊張感を考えたら、目の前の一人の女性を口説くことくらい、なんてことはないのかもしれません」(お笑い関係者)

 仕事とともにオンナのグレードも上がるM-1芸人という箔。マヂラブの野田、村上はともに独身。今年、週刊誌に追われること間違いなしだ。

(北村ともこ)

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