TV美女「驚異の身体能力」(7)腹筋バキバキ!瀧本美織のキック力

 2010年にNHK連続テレビ小説「てっぱん」で主役に抜擢されて以降、数々のドラマに出演し、現在は舞台を中心に活躍する瀧本美織。女優一本の優等生キャラに見える彼女だが、デビュー当時はダンスパフォーマンスがウリのれっきとしたアーティストだった。
 
「小学生の頃から芸能界に憧れ、ダンスや新体操を習っていたそうです。その甲斐あって、小学5年生の02年にエイベックス主催のオーディションに合格。翌年に女性5人組のダンス&ボーカルグループ『SweetS』のメンバーとして芸能界デビューを果たしました。この『SweetS』のダンス指導をしていたのがTRFのSAMだったことからも、かなり高いレベルのダンスを習得していることが分かります」(アイドル専門家)

「SweetS」の活動スタートは、同じダンス&ボーカルで一世を風靡したSPEEDの解散後の穴を狙ってのものと見られていたが、鳴かず飛ばずのまま06年に解散。瀧本はそのまま歌手としての活動を一旦休止し、以降は事務所移籍とともに女優業へ舵を切り現在に至る。

「それでも、インタビューなどで『ダンスのレッスンにだけは、なるべく時間を割くようにしています』とも語っているように、今もダンスについてはこだわりを持っているようで、腹筋はバキバキに割れています。その鍛えられたボディやキレキレダンスの一端は、京セラドームで開催された『関西コレクション2016』などでMIORIとしてボーカルを務めたバンド『LAGOON』での活動でも垣間見ることができました」(夕刊紙記者)

 その「LAGOON」も16年に解散したが、体のキレは維持しているようだ。瀧本は2017年10月のインスタに《先生に男性並のパワー、そして殺気を感じるとまで言われてしまった》とのコメントを添え、キックボクシングジムでトレーニングする動画を公開。確かにパンチは重そうで、まともに浴びれば大の男でも一発KOされそうな腰の入ったハイキック、膝蹴りなどを披露している。
 
 現在の活動の中心となっている、歌って踊るミュージカルなどの舞台は、そんな瀧本に最も合っている場なのかもしれない。

(鈴木つかさ)

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