マッチョ論争に終止符も…小島瑠璃子「結婚式ソング」熱唱で燻る炎上の火種

「ボディビルの真髄はハートなんですよ」

 カリスマの言葉は小島瑠璃子(26)の心に響いたのだろうか。10月16日放送のバラエティ「任意同行願えますか?」(日本テレビ系)にゲスト出演した小島がスタジオで対峙したのは、その業界では超有名人と知られるパーソナルトレーナーの野獣氏(46)。番組では野獣氏が、トレーナーとして生徒を追い込むシーンをオンエア。厳しいトレーニングに「うわ~痛い、痛い…ううっ…」と悶絶する男性を見た小島は、

「なんでこれをやるのかわかんない。どこに向かってんのかがわかんない」

 とコメントを発していたのだが…。

「小島さんといえば今年4月に板野友美さんと一緒に行ったインスタライブのなかで、『筋トレの意味がわからない。男たるもの見せための筋肉じゃなくて使える筋肉を持っとけよって思う』と発言して炎上していましたが、この番組では『(筋肉が)使える、使えないじゃなくてその先に何か技術が獲得できたほうがいいと思っちゃうんですけど』と譲歩の姿勢を見せていましたね」(テレビ誌ライター)

 いまだ筋トレに懐疑的な表情を浮かべていた小島に、野獣氏が放ったのが、冒頭の「ボディビルの真髄はハートなんですよ」という言葉だった。「なんで格闘技じゃダメなんですか?」と語っていた小島に、

「自分、己を超えていく。格闘技って対戦相手がいるじゃないですか? 相手のことを殴ったりするのがイヤな人もいるんですよね。ただ、そうした場合、自分を超えていくためにはすごい良いことですよね」と諭すように語りかけたのだった。

 そこでようやく小島も「メリット、デメリットとか持ち込むような問題じゃないってことですよね」と理解を示し、野獣氏も「そういうこと。正解です!」と手打ちのような展開に。最後には小島が「ありがとうございます」と感謝を述べたのだった。

「マッチョと小島さんの“歴史的和解”とも言える名シーンでしたね。実は小島さんのSNSが筋トレ愛好家と思われる人たちによってかなり荒らされることもあったのですが、これでしばらくは安泰ではないでしょうか。余談ですが、ネット上でネチネチと否定的なコメントを綴るマッチョのことを“ネッチョ”と呼ぶ風潮があるそうなのですが、小島さんを攻撃していたのは、じつはボディビルダーでもなんでもなく、ただのネットマッチョ(ネッチョ)だったという指摘も見られます」(ネットライター)

 いずれにしても、筋トレ愛好家をザワつかせた炎上騒動が一応の決着を見せたようだが、小島にはまだ炎上の火種が残されているというから、ファンとしては気が抜けないところ。

「映画化もされた大ヒット漫画『キングダム』作者との熱愛報道です。じつは作者の男性が、3人の子を持つ父で、前妻とは今年3月に離婚が成立していたそう。ところが、ネット上では『略奪愛』などと書き立てられる始末で、いわれもない誹謗中傷にさらされていました。その小島さんは10月19日放送の『痛快TV スカッとジャパン』の2時間スペシャルでカラオケを披露するのですが、どうやら安室奈美恵さんの『CAN YOU CELEBRATE?』を歌うようです。結婚式でよく歌われる名曲ですから、“キングダム婚”へのアピールととらえる視聴者もいるでしょう。マッチョの件もそうですが、あえてネット民を刺激するようなテレビ側の演出は“炎上商法”と指摘されても致し方ないかもしれません」(芸能記者)

 とはいえ、小島のファンは、ただ純粋に彼女の素敵な歌声を楽しみにしているはずだ。

(倉田はじめ)

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