人気YouTuberグループ「フィッシャーズ」のメンバーである「ぺけたん」が女性関係の不祥事により活動を休止。10月12日にフィッシャーズが配信した動画にはリーダーのシルクロードと共にぺけたんが登場し、不祥事に関して謝罪を行った。当面はぺけたん抜きの6人で活動していくことも発表されたが、ファンの間ではぺけたんの復帰がいつになるのか、もしくは復帰そのものが有り得るのかが注目の的になっている。
「フィッシャーズにはメンバー脱退の過去があります。当初は8人組でしたが、ダイブーというメンバーがファン女性との交際を理由に2015年10月にグループを脱退しているのです。今回のぺけたんも同様に女性絡みですし、『ヤリ捨て』と言える状況はダイブーの一件よりも悪質。それゆえ活動休止からの脱退という流れはやむなしとあきらめているファンも少なくないようですね」(ネット系ライター)
ただ2015年の段階ではフィッシャーズも今ほどの人気ではなく、YouTuberにとって重要な収益源となる“企業案件”もはるかに少なかったはず。それが現在では年間再生回数で日本一に輝くほどの人気YouTuberとなっており、ファンや世間に対する影響も段違いに大きくなっている。
そんな人気グループのフィッシャーズにとって、ぺけたんの不祥事はいったいどれほどの影響を与えるのか。アイドル誌のライターがこんな見立てをつぶやく。
「アイドルのファンにしてみればメンバーの脱退など日常茶飯事に過ぎず、ぺけたんの去就に関しても《ちょっとすればすぐに慣れるよ》との“魔アドバイス”を送っています。山下智久や錦戸亮が抜けた『NEWS』は4人体制でも問題なく活動していましたし、今年7月に人気メンバーの戦慄かなのが卒業した女性グループの『ZOC』は、10月1日にエイベックスからのメジャーデビューを発表。メンバーが1人や2人欠けた程度ではグループ全体への影響は少ないことが実証されているのです」
ただ、絶対エースだった平手友梨奈が卒業した「欅坂46」では活動が低迷し、「櫻坂46」に改名してリニューアルという例もある。ネット上で歌を披露する「歌い手」としても活動するぺけたんの不在は、フィッシャーズにどう響くのか。
「正直なところ、彼の人気は7人中の5番手程度に過ぎません。しかも人気順で下から2人は他に本業を持つ“兼業組”ですから、ネットでの活動を本職とするメンバーの中ではぺけたんの人気は格落ちレベルなのです。一応は歌唱面でグループを引っ張ってはいるものの、さすがのフィッシャーズもアーティストとしては無名も同然。ぺけたんがいないと作れない動画などないでしょうし、いずれはその存在感も自然と忘れ去られるのではないでしょうか」(前出・ネット系ライター)
ぺけたん絡みのニュースが世間をにぎわせるのは、今のうちだけなのかもしれない。
(北野大知)