NHKが、山下智久主演ドラマ「正直不動産」の再放送を、第7話の放送直後となる5月17日深夜から3日間にわたって行うと発表した。同ドラマが再放送されるのは、2度目だという。
「『正直不動産』は4月に放送がスタートすると、不動産知識を盛り込んだ秀逸な人間ドラマが話題を呼び、視聴者の間で『今期ダントツで面白い』『半沢直樹(TBS系)以来の傑作』などと絶賛する声が相次ぎました。その反響もあり見逃し配信は、朝ドラと大河をのぞくNHKの歴代最高視聴数を記録。また、NHKの発表によれば、番組への問い合わせもすでに2000件を超えているそうで、今回、早くも2度目の再放送が決定したとのこと」(テレビ誌記者)
そんな「正直不動産」といえば、主人公の上司役として木下ほうかの出演が発表されていたものの、直前に性加害疑惑を報じられた影響で全カットされることとなった。だが、あるシーンでは、木下の影を感じる視聴者が続出したという。
「第5話の終盤にて、ある人物が山下演じる主人公に書類のようなものを手渡す場面がありました。同シーンでは、なぜかその人物の台詞がアフレコのような違和感のある音声だっただけでなく、手元以外が一切映らなかったのです。そのため、視聴者から『明らかに後から声だけを付け足したかのような謎のシーンで違和感があった』『まさかあの手は木下ほうか?』『降板の影響が少しずつ出始めてる気がする…』と注目を集めました。同ドラマは、木下の報道が出た時点で撮影が終了していたほか、スケジュールの都合で代役を使った再撮影も厳しかったため、苦肉の策で音声を付け足したのかもしれません」(前出・テレビ誌記者)
一部報道によると、木下演じる人物にスポットを当てたエピソードも収録済みだたという「正直不動産」。物語に大きく絡んでいることで、カット編集だけではどうにもならなかったのかもしれない。