「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)のほか、「とくダネ!」「ワイドナショー」(いずれもフジテレビ系)など、多くのテレビ番組で“論客”として活躍する三浦瑠麗氏(39)だが、はからずもアンチファンも抱えてしまう。半ばひがまれてしまう背景として、頭脳明晰にして容姿端麗というだけではなく、誰もがうらやむ華麗な経歴も挙げられる。
東大農学部を卒業後、同公共政策大学院および同大学院法学政治学研究科を修了。大学4年時に学生結婚したのは同大の先輩で、元外務官僚でイケメンハーフの会社社長だ。愛娘も授かり、現在は夫が経営する会社とシェアするオフィスでシンクタンクの代表取締役に就任。次々と出版される著作は、猪瀬直樹氏や橋下徹氏、高村正彦氏など大物との共著も多く、幅広く人脈を築き上げていることがうかがえる。
とはいえ、彼女の半生は決して順風満帆というわけではなかった。昨年、著した自伝「孤独の意味も、女であることの味わいも」(新潮社)には赤裸々な過去が淡々とつづられている。
小学校や高校時代にハブられたイジメ被害や、歴代彼氏との関係性に妻帯者との不貞歴、長女の死産まで明かしているのだ。何よりも衝撃的だったのは、中学3年時の帰宅途中、バンに連れ込まれて性的暴行を受けたという告白である。
〈覚えているのは痛みと、死ぬのだろうな、という非常にリアルな感覚だけだ。私の顎に手をかけたそのうちの一人ののっぺりとした眼つきが醜くて気持ち悪く、せめてもっと楽な死に方をさせてもらいたかった。少なくとも一人は知っている顔だったと思う。(中略)やめて、と言ったのだが、自分の声がどこか遠くから聞こえてくるようで、現実味がなかった〉
ドス黒い欲望を受け止めさせられたあと、彼女は新幹線の高架下に放り出されて命だけは助かった。しかし、親にも警察にも話すことはできなかったという。
三浦氏が出演する番組のスタッフが語る。
「内容が内容だっただけに、本を読みましたと本人に声がけすることができませんでした。あらためて聞きようもないですしね」
とはいえ三浦氏は、自伝の内容がセンセーショナルに取り上げられ話題となるよう“暴行被害”を公表したわけではない。
「彼女は被害に遭ってつらかったという書き方をせず、『“今の私の見方”ではなく“14歳の時の気持ち”こそ大事にしたかった』と話している。同書で〈女である自分を否定せずに『自由』を手にするには、常に率直すぎるほど率直に語り振舞う必要があった〉と、彼女に一貫している姿勢についても言及しています」(出版関係者)
ところで、三浦氏を支持する層はどちらかというと年配男性が多いという。フジテレビ関係者によれば、
「彼女はフジの番組によく出演していますが、実は財界人やメディア関係者で構成されるフジの番組審議会で委員を務めています。特徴ある声やしぐさはおじさんウケが抜群で、フジの上層部を押さえている。三浦さんは芯がしっかりして取っつきにくい印象を持つ人もいるかもしれませんが、打ち合わせや反省会の席で『こういう言い方できますか』と投げると『そこは気をつけます』と柔軟に対応してくれて、仕事もしやすいんです」
アラフォーの色香も手伝って、どうにもお偉いさんたちは引き付けられるようなのだ。
フジ同様に起用が目立つ、テレ朝の関係者も口をそろえる。
「『朝生』で共演する村上祐子記者に不貞疑惑が持ち上がって番組出演が一時見合わせとなった際、三浦さんが〈そもそも何年も別居し離婚調停後、離婚訴訟係争中の人を不貞疑惑とする方が間違い〉などとツイートしました。すると、テレ朝法務部に所属する村上の夫が名誉棄損で訴える事態にまで発展したんです。それでも現在まで、三浦さんがテレ朝から締め出されることはなかった。上層部の覚えがめでたいからですよ」
美女研究に造詣が深いライターの尾谷幸憲氏が、「年配男性キラー」たる三浦氏の魅力について、口角泡を飛ばしてまくしたてた。
「ネット上で三浦さんの動画検索をすると、上位に橋下徹氏との対談動画が挙がっているのですが、ナマ脚もあらわな膝上20センチの超ミニ丈のスカートで足を組んでいるんですよ! そこにしか目が行かない! 女性のエリートについて語っているようなのですが、一向に話が入ってこないんです。アラフォーにして少女のようなはかなさも兼ね備えた顔だちも魅力的で、『キミが言うなら何でもいいよ』と受け入れてしまう」
スタイリストを付けない三浦氏は衣装に強いこだわりを持っているようだが、露出度が高めなファッションの頻度は高い。
「あれだけおみ足を出せるのは、自信があるからにほかなりません。他の動画を検索してみても、平気で肩を露出しているし、細いのに程よい脂が乗ったモッチモチの二の腕もソソる。胸のボリュームを隠そうともしないこともあり、Eカップはありそうです。勝ち気な発言や炎上ばかりが指摘されていますが、意識的に露出サービスをやってくれているとすれば、腹を立てるヒマもありませんよ」(尾谷氏)
活躍の場を広げる美人論客から、ますます目が離せない。