キッズライン事件、今井絵理子の“不貞報道”で囁かれる「ベストマザーの呪い」

 ベビーシッターマッチングアプリ大手の「キッズライン」に登録する男性ベビーシッターによる“性虐待事件”が、2件連続で表沙汰となった。管理責任への批判に対し、キッズラインは「登録者が幼児性愛者かを見抜くことは事実上難しかった」との見解を示した。

 ところが運営会社の女性社長はいまだ会見を開くどころか、公式コメントを発表しないことから、長年同サービスを利用してきたユーザーの間では《なぜ性的な犯罪が2回も起きたのか、きちんと事情を説明してほしい》《このまま表に出ないまま幕引きかな…だとしたら会員としては納得できないかも》といった憤りや不安の入り混じった声があがっていた。

 そんななか、同社の女性社長の“キャリア”に注目が集まっているという。

「女性社長の華麗な経歴のなかで目を引くのが、2018年に受賞しているベストマザー賞です。もっとも、受賞当時は今回のような事件が起きるとは想像すらしていなかったでしょう」(経済誌ライター)

 このベストマザー賞がはじめて開催されたのは2008年。「ママたちの憧れや目標となるベストマザー」を選定するのが主旨で、子供を持つ母親の投票によって決められているという。にわかに注目を集めるキッズラインの女性社長以外にも、今となっては意外すぎる顔ぶれが表彰されてきたそうだが……。

「2009年に受賞した今井絵理子さんはその7年後に参院選に立候補。みごと当選を果たしますが、2017年に市議会議員との不貞疑惑を週刊誌でスッパ抜かれて話題になりました。その週刊誌報道によると、相手男性と新幹線で手つなぎをしたり、パジャマ姿でホテルにお泊まりしたりと、ベストマザーとはかけ離れた印象を抱いた有権者も多いのでは……。2010年の受賞者、江角マキコさんもその後、年金未払いや“落書き疑惑”などが報じられ、結果的に芸能界引退を表明。3年前に表彰された後藤真希さんも、元カレとの不貞で裁判沙汰になったことが報じられました。再婚相手から別居と離婚をせがまれているという小倉優子さんをはじめ、受賞者が何かとトラブルに巻き込まれるケースがあとを絶ちません」(エンタメ誌ライター)

 なかには家庭内での「モラハラ疑惑」が噴出した人物もいるという。

「第3回の受賞者というだけでなく、プレゼンテーターとしても授賞式に出席している蓮舫議員ですが、2016年に放送されたバラエティー番組で自宅を公開しました。そこでは、子供の前で家庭内の序列を説明する際、夫をペット以下とする言動で猛批判を浴びました。全国にオンエアされることを承知で、夫を見下すような発言をするような人物がベストマザーと呼べるのか、今となっては歴代でもっとも受賞が疑問視されるうちの一人です」(前出・エンタメ誌ライター)

 もちろん、受賞者のなかには長谷川京子や高島彩、吉瀬美智子といった、仕事と家庭を両立させているタレントも多く、誰もが憧れるベストマザーとしての輝きを放っている。ネット上では《呪われている》といった声が多くあがっているが、今後、受賞を辞退するママさんが出てこないよう、祈るばかりだ。

(オフィスキング)

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