長州人気は東京限定だった!? 関西人が絶賛する「相席食堂」真の伝説回

「やっぱり『飛ぶぞ』のシーンは何度見ても破壊力バツグンでしたね。しかし、大阪は意外と冷ややかで『長州? 誰それ?』みたいなリアクションがほとんどですよ。おそらく元プロレスラーくらいの印象しかないのでは…」と語るのは関西在住のテレビディレクターだ。

 5月12日の夜、放送されたのはお笑いコンビの千鳥が司会&VTRのツッコミ役を務める「相席食堂」(ABCテレビ)。この日は2018年5月にオンエアされ、同番組の「伝説回」となった長州力の「相席旅」を「長州・ザ・リメイク」として再放送したのだが……。

「旧バージョンでも放送されましたが、道の駅で相席をお願いした女性2人に話しかけるものの、なかなか会話がかみ合わず、女性のほうから『もう帰っていいですか?』と言われるシーンが長州旅の真骨頂かもしれませんね。村で見かけた女性3人に食堂の場所を聞くも、ガン無視されるシーンもまたしかり。大悟も演出について、長州を『バケモン扱い』していると指摘していましたが、この相席旅の面白いところは、長州を知らない素人とのカラミにあります。長州が出演するテレビ番組がそれほどオンエアされない北海道でこそ撮れた映像と言えるかもしれませんね。ただ、ロケの最後のエンディングトークでうまくしゃべれず、『うまく編集しといてください』というツイッターばりの天然コメントは長州ならでは。今後はますます旅ロケタレントとして注目を集めるのは間違いないでしょう」(前出・ディレクター)

 長州の“再ブレイク”のきっかけとなったツイッターが開設されたのは昨年12月。この短期間でフォロワー数50万超えは快挙としか言いようがないが、長州のリメイク版への反応がイマイチだったのは、東京と大阪の笑いの違いにもあるかもしれない。

「この『相席食堂』で伝説の回とされるのは2019年4月にオンエアされた千原せいじの登場回ですね。奈良公園を訪れて、鹿にメンチを切ったり、子供が血を流したりと、とにかくツッコミどころが満載でしたから。じつはこの旅で、せいじは不貞カップルと遭遇してモザイク加工したうえで“相席トーク”を披露していますが、この際に見せたニヤニヤ笑いがなんともいえない味を出しているんですよ。でもまさかその後、2度にわたる『不貞報道』で猛バッシングを浴びて、いくつかの番組を降板させられるとは本人も思っていなかったのではないでしょうか」(前出・ディレクター)

 なお、千原せいじは不貞騒動発覚後も同番組に出演し、「最多出演回数」を更新し続けているという。天然系よりも体を張った笑いが関西では受け入れられるのかもしれない。

(近田ラリー)

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