松本人志から「干せ」指令も!? ジャイアント白田の“大食い封印”に番組紛糾

 元フードファイター日本チャンピオン・ジャイアント白田の“イメチェン”ぶりに賛否の声が上がっているようだ。

 白田は5月24日放送のバラエティ番組「相席食堂」(ABCテレビ)に出演。熊本県人吉市の球磨を訪れ、街ブラロケをおこなったのだが、VTRでは「カレーライス10キロを19分、シュークリーム64個を5分で完食するスピードと量を兼ね備えた大食い界史上最強の男」と紹介され、白田本人も「大食いのプレイヤーはいっぱいいるんですけど、史上最強だと自負してます」と、街で出会う人々に自信満々にアピールしていた。

 そのため、白田の大食いっぷりが見られると期待されたのだが、結果的には大食いを完全に封印し、いたって普通の食レポを披露。大食いの“お”の字も見せなかった白田には、VTRを見守っていたMCの千鳥・ノブが「ダメよ、これじゃあ…わしゃわしゃ食おうや」「食わない白田はただの白田なんよ」と、不満顔。しかし、相方の大悟は「ただの白田を見たいねん。今日は! 好きやわぁ〜ワシ、ただの白田。食べない白田が好きやねん」と、大食いファイターらしからぬ振る舞いを見せた白田を擁護して、MC間でも紛糾していた。

 また、缶ビールを3缶に加え、芋焼酎のロックを飲んだり、お茶を飲んだりとむしろ食べるというよりも飲むことがメインとなっていたため、ノブから再び「飲まずに食え」の苦言が。そして、大食いはしないが酒は飲みまくるという自由な立ち回りのままロケが終了したため、ノブは思わず「ギャラ払うなよ」とスタッフに指示したのだった。

「白田はすでに大食いファイターを引退しており、大食いのトレーニングを全くしていないことから、基本的にはメディアでガチの大食いを披露する機会はほとんどありません。そのため、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの大食い企画に大食いファイター枠で呼ばれることはあっても、期待外れに終わるというのがお約束となっており、ダウンタウンの松本人志からは『アイツを干せ』というコメントも飛び出しています。ただ、白田が大食いしそうで大食いしないというキャラを分かったうえで番組側も起用しているので、ノブのツッコミもいわば計算通り。この番組のコンセプトはゲストの街ブラロケを千鳥がツッコミながら見守るというものですから、番組的には期待に応えたことになります。

 ですが、特に白田が面白いことを言ったりするわけでもなく、擁護派の大悟ですらも『モデル的な感じで見てる。背も高いし、茶髪だし』と一般人扱い。食レポについても上手いとは言えず、老舗お茶屋さんのお茶を飲んだ際には『コクというかなんというか奥行きというか…違いますね』とそれっぽい表現をするものの、肝心の味が全く伝わってこないトンチンカンぶり。そのため大悟も『何も言わないっていう。さすが…カッコいい! 今まで(のゲストが)誰一人としてしたことないよ。ずっと喋ってるけど、結果何も言ってない。これ、すごいよ』とバカにしまくっていました」(エンタメ誌ライター)

 要するに芸人にツッコまれたり、イジられてナンボという芸人頼みのキャラクターだけに、白田が生きるかどうかは芸人の力量次第ということだろう。

(権田力也)

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