「上半身は剛、下半身は光一」Kinki Kids「不仲説」をぶっ飛ばした“筋肉コラボ”

 いまだステイホームが叫ばれる中、5月12日、Kinki Kidsの堂本光一(41)は自身が座長を務める舞台「EndlessSHOCK」の公式サイトで下半身のトレーニング方法を公開した。

 ファンに向けて指南したのは“キング・オブ・筋トレ”と呼ばれるスクワット。SHOCKの曲にあわせて、向きを変えながら正しいフォームを解説。「この筋トレが終わるまで死ぬな! 必ず生きて帰れ!」と絶叫しながら黙々とスクワットをする姿にフォロワーたちは「光一くん、ありがとう!」と歓喜した。

 実はファン向けの筋トレ動画は、キンキの相方である堂本剛(41)も公開している。これは自身のプロジェクト「ENDRECHERI」の公式サイト上で、紫色のサングラスに丈の短いトレパン、そしてハイソックスにキラキラの厚底ブーツという何とも独特なコスチュームで行ったもの。「これは究極のワークアウト! 宇宙との交信だ!」との言葉とともに、メディシンボールを用いた上半身トレーニングを指南している。

《マッスル♪マッスル♪》というムーディーな音楽が流れるなか、「胸筋を意識して!」「全身で下に叩きつけるんだ!」「これは腹筋と背筋に効く動きだ!」というテロップとともにバックにいる3人がワークアウトを実践。なお、この映像の仕掛け人と目される堂本剛は、この筋トレに加わることなく、腰に手をあて、仁王立ちで構えるなど、常に静観のスタイルを貫いている。このミスマッチな映像は、ファンならずとも目に焼きつくこと必至と言えよう。

 この2人の筋トレ指南に、ネット上では《上半身は剛くん、下半身は光一くんに鍛えてもらってるみたい》《もしかして2人で『お前は上半身、俺は下半身な』なんて打ち合わせしていたみたい》などと喜びの声や舞台裏を勘繰る声まで聞かれた。

 鍛えるパーツを分担することで生まれた今回の“奇跡の筋トレコラボ”だが、これに気づいたキンキファンは「ほら、やっぱり2人の息はピッタリでしょ。不仲説とか嘘だから」と語ってくれたが、そこには深い理由があるようだ。

「Kinki Kidsの2人には、以前から『裏では口をきかないし目もあわせない』『お互いのソロ活動は解散への布石』なんていう不謹慎極まりない不仲説が流れていました。しかし昨年12月に2人で出演した『CDTV』(TBS系列)では『本当に多いんですよ、仲悪くさせたい人と解散させたい人』と剛さんがボヤきながら完全否定しました。2017年に剛さんが突発性難聴を発症して以来、2人の間にすきま風が吹いていると囁かれていましたので、ファンにとっても2人から活動続行の意志が聞けたのは嬉しかったでしょうね。それに加えて今回の筋トレ動画。これでもう悲しいニュースを聞くことはなさそうですね」(芸能関係者)

 一部ファンたちの間で絶賛される今回の筋トレコラボ。2人の“マッスルボディ”で、不謹慎な「解散説」をぶっ飛ばす形となった。

(金沢伝之助)

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