「すでに森友問題が取りざたされた頃から、夫婦関係は破綻しているそうですよ。とくにこのコロナ禍では、めったに奥さんがいる私邸に帰ることはない。官邸にこもりっきりでもはや完全に“別居状態”。奥さんに言いたいことがあっても言えない状況ではないでしょうか」(政治部記者)
安倍晋三総理と妻・昭恵夫人の“Xデー”が政界でもささやかれはじめた。
4月24日発売の「フライデー」は昭恵夫人がコロナ禍の3月15 日に強行した「大分旅行」の詳細をレポート。そこに掲載された写真には、大分の観光名所「宇佐神宮」で仲間たちと行動をともにする“マスクなし”の昭恵夫人の姿があった。
「すでに大分旅行の件は別の週刊誌でも報じられ、国会で追及を受けた安倍総理は、3月15日という旅行日程について、自身が不要不急の外出自粛を呼びかけた3月28日より前の出来事だと強調していました。また、旅行に出かけることは安倍総理も知っていて、昭恵夫人に『3密にならないように気をつけて』と声をかけたようですが、『フライデー』の記事を見る限り、まったく警戒していない様子。夫婦関係が“密”でないことを露呈してしまいました。また4月23日発売の『週刊文春』では、3月27日に宮崎へ旅行に出かけた疑惑を報じています。総理の周辺では、終息が見えないコロナウイルスと同様、昭恵夫人の行動にも“コントロール不能”のレッテルが貼られつつあります」(週刊誌デスク)
3月末には、NEWSの手越祐也ら有名人と「桜を見る会」に出席していたことが明らかになった昭恵夫人。もはや完全に安倍政権のお荷物になっている印象を受ける。いっそのこと覚悟を決めて、「コロナ離婚」に踏み切れば、今回のように、国民感情を逆なでする報道が出ることもなくなりそうだが……。
かつて17年間にわたって国会議員の秘書を務め、「国会議員裏物語」などの著者で知られる政治評論家の朝倉秀雄氏は離婚の可能性についてこう語る。
「私の記憶にある限りでは、総理が在職中に離婚したという話は聞いたことがありません。小泉純一郎元総理は就任時、すでにバツイチでしたからね。政治家の離婚というのはリスクがつきもの。選挙の時に“女性票”が離れてしまいますから。また、安倍総理は昨年11月に、通算では憲政史上最長となる在職日数(2887日)を更新しました。続いて、佐藤栄作元総理の持つ2798日という連続在職日数の最長記録を塗り替えることに意欲を見せていましたが、このままいけば今年の8月24日に達成される見込み。少なくとも、それまでは離婚することはないでしょうね」
もし現実のものとなれば前代未聞となる政権トップの「コロナ離婚」。どうやらXデーは8月24日以降になりそうだが……。しかし、気になるのは“その後”。外国訪問や外国要人が訪日した際に行われる「ファーストレディ外交」はどうなるのか。
「田中角栄元総理は奥様がかなり年上だったこともあって、娘の田中真紀子さんがよくファーストレディの代わりを務めていました。ただ、安倍総理にはそういう代役を任せられる人間がいないので、小泉純一郎元総理の“お一人様外交”を踏襲するしかないかもしれませんね」(前出・朝倉氏)
決断の日は訪れるのか……。
(編集部)